どんなに夫が家事・育児に協力的でも、思うようにいかずに不満が溜まることもあるでしょう。また、忙しい家庭であればそれすら望めず、ワンオペ育児でストレスを溜まってしまうことがあるかもしれません。

そんな時は、家庭以外に助けを求めるのも方法です。一番身近なのはママ友。同じように家事・育児をするママ友なら、助け合えることも多いはずです。保育園や病院の情報も教えてもらえますし、いざという時に預かってもらうこともできます。「遠くの親戚より近くの他人」という言葉もあるくらいですからね。
また、ベビーシッターなどのサービスを利用するのも良いでしょう。買い物や散歩などで外へ出ていけば、リフレッシュだけでなく社会と関わる機会にもなります。

共働き夫婦だからこそ一緒に選びたい幼稚園・保育園

ワンオペ育児になってしまっている家庭は、幼稚園・保育園を選ぶのにも妻任せにされてしまうことが多いです。ママ友からの情報も大事ですが、最終的にどこに入園するのかを決めるのは自分たち。子どものことですから、夫婦できちんと話し合って決めたいですよね。

そもそも、幼稚園と保育園は管轄や目的が異なる施設です。預かり時間や入園できる年齢なども異なります。共働きであれば、そのあたりも重要になってくるはずです。

夫は、幼稚園・保育園選びに興味がないのではなく、妻に任せた方が安心だと思っている可能性があります。ですからまずは、「一緒に考えてほしい」「こんな幼稚園はどう?」と自分の気持ちを伝え、相談してみましょう。

また、自分の希望を伝えるだけでなく、夫の気持ちも尊重することが大事。どんな幼稚園・保育園に入園させたいのかなど、自分と意見が違っても否定せずに聞いてあげましょう。そうすれば、夫も積極的に幼稚園・保育園選びを考えてくれるかもしれません。

まとめ

やり方や言い方一つで、ワンオペから脱出して上手に夫婦で育児を行っていくこともできます。万が一の時も、家事・育児に関わっている経験があるだけで安心ですから、共働き世帯の方はぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

どうしても家庭の事情でワンオペ育児になってしまう人は、周りを頼りながら少しずつ息抜きをしていってください。一人で抱え込まずに助けを求めることで、心身ともに負担を減らしていけますよ。

【参照】
厚生労働省『共働き等世帯数の年次推移

LIMO編集部