恋路を争う5匹のトンボを一瞬でさらった「一網打尽のカラス」が、Xで話題になっています。

投稿したのは、@PhotomboOzonoさんです。

当ポストには執筆時点で23万4000件を超えて表示されており、「凄まじい光景」「とんだとばっちり!」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の@PhotomboOzonoさんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. トンボたちの恋路をさらった「一網打尽のカラス」が話題

一網打尽の瞬間1/5

一網打尽の瞬間

出所:@PhotomboOzono

「ギンヤンマのメス1頭に4頭のオスが飛びかかり、水面に落下。これは!とカメラを向けた途端、ハシボソガラスが乱入して5頭全部持っていきました。 漁夫の利にもほどがあるって!」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。

そこに写っていたのは、団子状になった5匹のトンボを捕えた1羽のカラスでした。

恋路を争う5匹のトンボたちを、1羽のカラスが一気にさらった瞬間が捕えられており、その光景は「漁夫の利」であり「一網打尽」でもあります。

美味しいところだけを持っていったカラスに「漁夫の利にもほどがある」というユニークな言葉と、「#カラス #トンボ #ギンヤンマ」の3つのハッシュタグを添えて投稿されていました。

そんな一網打尽のカラスは、SNSで大きな反響を呼びました。

2. 「凄まじい光景」「とんだとばっちり!」と反響

ラッキーなカラス2/5

ラッキーなカラス

出所:@PhotomboOzono

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「自然の厳しさを感じる」
  • 「凄まじい光景だね」
  • 「メスギンヤンマはとんだとばっちり!」
  • 「一番得したのはカメラマンでは?」

など、光景に驚く人の声から、メストンボに同情の声を送る人や瞬間を捉えた投稿者に称賛の声を送る人など、多くのコメントが寄せられました。

投稿の反響を受け、「この驚きを多くの方と共有できてよかったです」と振り返る投稿主さん。

「身近な昆虫や野生動物への関心をもつきっかけの一つになれば、嬉しく思います」とも続けました。

さらに、「食べる時は一頭ずつ丸呑みに。残りは足で押さえて。」と、厳しい自然の摂理を感じさせるカラスの行動も写真に収められていました。

3. 「一網打尽」を撮影した当時の詳しい状況

昆虫写真家である@PhotomboOzonoさんは、この日は神奈川県内のとある水辺でトンボの生態を撮影していたんだとか。

ギンヤンマのオスが無数に飛んでいたところに、1匹のメスが産卵に飛来。

その1匹のメスにオスたちが一斉に飛びかかり、団子のような塊になって水面に落下したそうです。

「それを撮影しようとカメラを向けたら、背後から黒い影が近づいてくるのが見え、あっという間にギンヤンマをパクっと一網打尽にした、という場面です」と決定的な瞬間を振り返ります。

「その後は岸辺に持って行って足で押さえつけ、1匹ずつ美味しそうに丸呑みにしていました」と、その後のカラスの行動も観察していたそうです。

「この水辺には普段からよくカラスが来ているのですが、水浴びをしたり水を飲んだりする姿しか見たことがなかったので、トンボを捕まえて食べているのにはたいへん驚きました」とも教えてくれました。

4匹のオスギンヤンマに求愛されたメスギンヤンマは、まさに「とんだとばっちり」だったようですね。

恋争いに夢中になっていたトンボたちの悲しい結末に、運良く出くわした1羽のカラス。

その貴重な瞬間をカメラに捉えた@PhotomboOzonoさんが、やはり今回1番の漁夫の利であり一網打尽だったのかもしれませんね。

4. 著者からの一言コメント

樋口 郁美
思わず「えーっ!」と声が出てしまうカラスの姿に釘付けになりました。そして、「漁夫の利にもほどがある」という投稿者さんの言葉は、この状況を伝えるのにぴったり!トンボを丸呑みするカラスの姿も、自然の中で生きる厳しさを体現していて見入ってしまいました。

5. 小鳥用品の出荷金額 1位はフード全般、2位は鳥かご

ここからは記事の話題にちなんで小鳥用品の出荷額に関する統計についてご紹介します。

日本ペット用品工業会の「ペット用品産業実態調査」によると、2023年度における小鳥用品の出荷金額合計は29億9900万円でした。カテゴリー別ではフード全般が21億4800万円で最も多く、次いで鳥かごや関連製品が8億4300万円、その他用品や用具が800万円と続きます。

飼育に欠かせない主食関係が過半数を占め、生活環境を整える用具がそれに次ぐ市場規模となっています。

今回はXで話題になっている「一網打尽のカラス」をご紹介しました。

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参考資料

樋口 郁美