保育園の玄関先で見つかった、カマキリの美しい抜け殻が、Threadsで話題になっています。

投稿したのは、@hoe_yasueさんです。

当ポストは執筆時点で1万7000件を超えて表示されており、「カマキリって脱皮するんだ」「芸術的な脱皮ですね」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の@hoe_yasueさんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました!

※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 真っ白で美しいカマキリの抜け殻が話題

カマキリの抜け殻1/5

カマキリの抜け殻

出所:@hoe_yasue

「仕事で外掃除をしてる時に見つけたの!(後略)」そんなコメントとともに投稿されたのは5枚の写真。

そこに写っていたのは、真っ白なカマキリのようなものでした。

鎌状の前脚や細長い脚はカマキリそのものですが、色は見慣れた緑ではなく真っ白。実はこれ、カマキリが脱皮したあとの抜け殻なのだそう。

投稿主さんがこの抜け殻を見つけたのは、勤務先である保育園の玄関をほうきで掃除していたときのことでした。枯れ葉のそばに白い虫がいると思い、最初は少し離れた場所から眺めていたそうです。

あまり虫が得意ではないという投稿主さん。しかし、不思議な形と色が気になり、ほうきで少し触れてみました。

動く様子がなかったため、顔を近づけて確認したところ、生きている虫ではなくカマキリの抜け殻だったことが判明します。

ほかの職員もカマキリの脱皮を知っている人はおらず、正体が分かると、みんなで「すごいね!」と興奮したといいます。

そんなカマキリの綺麗な抜け殻は、SNSで大きな反響を呼びました。

2. 「芸術的な脱皮ですね」「保管しておきたい」などの声

腹部の細かな模様が残った抜け殻2/5

腹部の細かな模様が残った抜け殻

出所:@hoe_yasue

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「カマキリって脱皮するんだ」
  • 「芸術的な脱皮ですね」
  • 「保管しておきたいくらい綺麗」
  • 「カマキリは生涯で6~7回程脱皮するらしいです」

など、カマキリが脱皮することへの関心から、抜け殻の美しさを称賛する声など、多くのコメントが寄せられました。

投稿主さんが写真を公開したのは、カマキリの抜け殻が珍しいと感じたことに加え、多くの人に美しい姿を見てほしいと思ったためでした。

抜け殻には鎌状の前脚や脚の先、腹部の模様などが細かく残っており、真っ白な見た目にも魅了されたそうです。

SNSでは「初めて見た」という反応が多く、カマキリや抜け殻が好きな人からは「眼福」との声も寄せられました。

ほかにも、「自分でも探してみたい」「飾っておきたい」といったコメントや、昆虫採集を趣味とする人から「コレクションにしたくなる」との反応があったといいます。

その後、抜け殻は園児たちが観察できるよう、園内に保管。翌々日には自宅に持ち帰り、現在はデザートカップに入れて自宅のリビングに飾っているそうです。

3. カマキリはなぜ脱皮する?

昆虫は人間のように体内の骨で体を支えるのではなく、体の外側にある硬い皮「外骨格」で体を支えています。

外骨格は成長に合わせて伸び続けることができません。そのため、昆虫は古い皮を脱ぎ、新しい皮でできた一回り大きな体になる「脱皮」を繰り返しながら成長します。脱皮後に残された古い皮が、今回見つかったような抜け殻です。

カマキリは、さなぎの期間を経ずに幼虫から成虫になる「不完全変態」の昆虫で、幼虫は脱皮を重ねながら少しずつ大きくなり、最後の脱皮によって成虫になります。

脱皮回数は種類や個体などによって異なりますが、カマキリの場合は通常6〜8回脱皮するのだそう。また、一般的に、体が大きくなるメスの方がオスよりも脱皮回数が1回多い傾向にあるそうです。

4. 著者からの一言コメント

清水 涼

写真を見た瞬間、鎌状の前脚や細い脚、腹部の模様まで残った繊細な姿に目を奪われました。カマキリが脱皮することは知っていても、これほどきれいな抜け殻を目にする機会は少ないのではないでしょうか。まさに「眼福」な写真だなと感じました。

5. 昆虫用品の出荷金額 1位は飼育マット、2位は飼育ケース

ここからは記事の話題にちなんで昆虫用品の出荷額に関する統計についてご紹介します。

日本ペット用品工業会の「ペット用品産業実態調査」によると、2023年度における昆虫用品の出荷金額合計は18億1500万円でした。

カテゴリー別では飼育マットが5億6300万円で首位となり、次いで飼育ケースや関連製品が5億3100万円、フード全般が5億700万円、衛生用品や小物が1億1300万円、その他用品や用具類が1億100万円と続きます。

上位3つの製品群はほぼ同水準の金額であり、幼虫の飼育から成虫の管理までをまとめて揃える需要の高さが示されています。

今回はThreadsで話題になっている「カマキリの抜け殻」をご紹介しました。

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参考資料

清水 涼