「植物を育てるのは好きだけれど、虫が苦手…」「小さい子どもとペットがいるから、農薬は使いたくない」ガーデニングを楽しむ方の中には、このようなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
できるだけ農薬を使わず、ローメンテナンスでガーデニングを楽しむなら、「虫がつきにくい」植物を選ぶと、庭づくりが、もっと楽しくなりますよ。
そこでこの記事では、ガーデニング歴20年の筆者が、実際に「うちの庭に植えてよかった!」と感じている、虫がつきにくく、ローメンテで毎年花を咲かせてくれる多年草を3種、実際に育てている体験談や参考価格とともに紹介します。
※この記事では、秋田県で筆者が実際に育てている植物をご紹介します。開花時期や育てやすさは、お住まいの地域や育てている環境、品種等によって異なりますので、ご注意ください。
1. 虫がつきにくくて「植えてよかった」植えっぱなしで毎年花咲く秋植え多年草3選
1.1 いい香りの花が初夏~晩秋ずっと咲く「チェリーセージ」
チェリーセージ ホットリップス1/7
筆者撮影
繊細で可愛らしい小花から、さくらんぼのようなフルーティーで甘い香りが漂うチェリーセージ。毎年5月中旬ごろから咲き始め、秋に満開になり、初雪が降る12月初旬ごろまで長く庭を彩ってくれる貴重な存在です。
うちの庭では、赤と白のツートンカラーが可愛い「ホットリップス」という品種を植えています。暑さや乾燥にとても強く、長期間いい香りを楽しめる、お気に入りの植物です。
大きく育つため、筆者は晩秋に地際近くでバッサリと切り戻していますが、毎年1mくらいの高さに成長し、たくさんの花を咲かせてくれます。草丈が高くなると枝が折れやすいため、支柱をしておくと安心です。
※参考価格:300円~600円前後(3号ポット苗)
1.2 サクラの絨毯が楽しめるグランドカバー「シバザクラ(芝桜)」
シバザクラ2/7
筆者撮影
高い場所からこぼれるように咲く姿も素敵です3/7
筆者撮影
春に地面を覆うようにピンクや白、薄紫の小花を咲かせるシバザクラ。うちの庭では、4月下旬から5月上旬にサクラのじゅうたんが楽しめます。
地面を這うように広がるため、花壇の縁取りや雑草対策のグランドカバーにおすすめ。筆者が住んでいる地域は冬に積雪がありますが、雪の下でも常緑の葉を落とさず、雪解け後のぬかるみがちな庭もカバーしてくれます。夏は密に茂った葉が雑草を抑制してくれるため、とても助かっています。
成長が穏やかで乾燥にも強く、肥料や水やりもほとんど必要ない、ローメンテで育てやすい多年草です。
※参考価格:150円~400円前後(3号ポット苗)
1.3 植えっぱなしで年々花が増える球根植物「ムスカリ」
ムスカリ4/7
筆者撮影
春先にブドウの房のような青紫色の花を咲かせるムスカリ。うちの庭では毎年4月中旬ころから咲き始めます。冬に落葉する多年草の隣に植えていて、まだ庭が寂しい季節に彩りを添えてくれるありがたい存在です。
秋植えの球根植物ですが、夏の掘り上げは必要なく、何年も植えっぱなしで毎年花を咲かせてくれるのも嬉しいポイント。あまり場所を取らずに育てられるため、狭い隙間にもおすすめです。
肥料も水もほとんど与えていませんが、毎年秋になると葉を出し、雪の下で葉を広げたまま冬越しして春に花を咲かせてくれます。お手入れは夏に、枯れた地上部を取り除く程度ですが、毎年少しずつ花が増えていくのが楽しい多年草です。
※参考価格:300円~600円前後(3号ポット苗)
2. 虫がつきにくい多年草で、ローメンテな庭づくりを
今回は、筆者が自宅の庭で実際に育てて実感した、虫がつきにくくローメンテナンスな多年草を3つ紹介しました。
虫が苦手な方や、小さなお子さんやペットがいて農薬を使いたくないという方でも楽しみやすい植物です。筆者にも小学校低学年の子どもがいますが、虫がつきにくい植物は安心して子どもと一緒に育てられますよ。
どれも丈夫でローメンテなので、気に入った植物があった方は、ぜひお庭に取り入れてみてくださいね。
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鈴森 真樹



