ボーイング減産報道で東レが大幅下落! 日経平均株価は4日続伸

【東京株式市場】 2019年10月24日

株式市場の振り返り-日経平均株価は4日続伸、TOPIXと揃って年初来高値更新

2019年10月24日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,750円(+125円、+0.6%) 4日続伸
  • TOPIX 1,643.7(+5.6、+0.3%) 3日続伸
  • 東証マザーズ株価指数 861.5(+7.7、+0.9%) 5日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,112、値下がり銘柄数:936、変わらず:107
  • 値上がり業種数:22、値下がり業種数:11
  • 年初来高値更新銘柄数:134、年初来安値更新銘柄数:2

東証1部の出来高は11億9,521万株、売買代金は1兆9,309億円(概算)となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は減少しています。目立ったニュースがない中で、FOMCなど月末のイベントなどを控えた様子見スタンスが主流となりました。売買代金は再び2兆円を下回る薄商いとなっています。

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そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。寄り付きから高く推移し、後場寄り直後に一時+155円高(22,780円)まで上昇し年初来高値を更新しました。大引けにかけてやや失速しましたが、それでも4日続伸で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日続伸となり、日経平均株価同様に年初来高値を更新しています。ただ、上昇率は日経平均株価を下回りました。

東証マザーズ株価指数は5日続伸、売買代金は53日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は3,858万株、売買代金548億円となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は小幅増加しています。依然として個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は前日よりは増えたものの、これで53日連続の1,000億円割れとなりました。

ただ、一部主力銘柄が買われた結果、株価指数は5日続伸となりました。ここから再び900ポイント回復を目指していくのか注目です。

エーザイが連日でストップ高の大爆騰、ボーイング社の減産報道で東レが大幅安

個別銘柄では、前日にストップ高となったエーザイ(4523)に買い注文が殺到して値が付かず、結局は連日のストップ高となりました。さらに、他の医薬品株も総じて買われ、中外製薬(4519)とアステラス製薬(4503)が年初来高値を更新しました。

また、ハイテク株の一角に対する買いも継続し、オムロン(6645)、TDK(6762)、アドバンテスト(6857)、カシオ計算機(6952)などが年初来高値更新となっています。

その他では、自動車株の一角も買い戻され、日野自動車(7205)が大幅高となり、ホンダ(7267)、三菱自動車(7211)、日産自動車(7201)なども大きく値を上げました。

一方、投資先への金融支援などが懸念されたソフトバンクグループ(9984)が一時▲3%超安の大幅下落となり、これで3日続落となりました。

また、前日の決算発表で通期業績予想を下方修正した日本電産(6594)が一時▲1%ほど下落しましたが、悪材料出尽くしとして終値は上昇しています。

その他では、米国ボーイング社の減産報道を背景に、同社機体向け売上の大きい東レ(3402)が▲5%安に迫る大幅安となったことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、サンバイオ(4592)が急騰し、中村超硬(6166)は4日連続のストップ高となりました。一方、そーせいグループ(4565)が反落し、CYBERDYNE(7779)も冴えない値動きで引けています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。