海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているルーマニアの保護施設「Adapostul Speranta」のYouTubeアカウント「@adapostulsperanta7404」の投稿。
投稿では、公営保護施設出身で深いトラウマを抱える保護犬Bro(ブロ)が、脱感作プログラムの一環として、これまでより人の気配が多い区画へ移された様子が紹介されています。
執筆時点で258回再生、約30件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、レスキューされた動物たちを家族として迎える際に知っておきたい、犬の生涯費用についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【公営保護施設で深い恐怖を負ったBro】本来守られるべきだったはずの場所で
投稿によると、Broは公営保護施設出身で、本来Broを守るべきだったはずのシステムの犠牲者だと紹介されています。そのせいでこれほどのトラウマを負ってしまったといい、うちにいる犬の中でもBroほど恐怖の傷跡の深さを教えてくれる犬はいないかもしれない、と投稿はつづっています。
その後Broを迎え入れた@adapostulsperanta7404は、何か月にもわたって脱感作プログラムに取り組んできたといいます。
無理強いをせず、忍耐強く、人が近づくことが必ずしも危険を意味しないと教えようとしてきたとのことで、これまでBroは施設の中でも比較的静かな4番区画で過ごしてきたと説明されています。
2. 【次の一歩】静かな区画から、人の気配がある前方の区画へ
投稿では今回、Broが施設の前方区画へ移されたことが報告されています。
ただし、これはBroの準備が整ったからではなく、脱感作プログラムの次の自然なステップだからだと説明されています。徐々に、管理された形で、より多くの人を見て、より多くの声を聞き、人の存在に慣れていくための一歩だといいます。
投稿では「他の犬にとっては些細なことかもしれません。Broにとっては、これは大きな一歩です」とつづられており、恐怖が信頼に変わるまでどれくらいかかるかは分からないとしながらも、「私たちが彼を諦めないことは分かっています」という言葉で締めくくられています。
コメント欄では
- 「私の愛しいBro、あなたが愛され大切にされている姿を見られて嬉しいです。きっと大丈夫だからね」
- 「感動的です。素敵な人たちを、心から愛しています」
など、Broの一歩ずつの前進を見守り、施設スタッフの取り組みをねぎらう声が寄せられていました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
3. 著者からの一言コメント
4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?
過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。
2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。
私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。
(中略)
もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。
フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。
5. 今読まれている【LIMO アニマル・ストーリー部のおすすめ記事】3選
5.1 「檻から公園へ」保護施設の犬Zaraが特別散歩プログラムで見せた満面の笑顔に反響
「檻から公園へ」保護施設の犬Zaraが特別散歩プログラムで見せた満面の笑顔に反響
SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@adapostulsperanta7404さんがYouTubeに投稿した、保護施設で暮らす犬Zaraの週末のお出かけの様子をご紹介します。芝生の上ではしゃぐ姿からは、いつもの施設の外の世界を満喫している様子が伝わり、多くの視聴者から温かい反響が寄せられました。また記事後半では、犬の生涯費用についても解説していきます。
5.2 里親が必要な猫の紹介中に現れたもう1匹の猫。2つの異なる支援の形が同時に描かれた動画に反響
里親が必要な猫の紹介中に現れたもう1匹の猫。2つの異なる支援の形が同時に描かれた動画に反響
SNS上では「動物レスキュー」に関する投稿が時に注目を集めます。今回は@puppykittynycityさんがInstagramに投稿した、骨と皮だけになるまで痩せ細った保護猫アーティーの動画をご紹介します。里親を探す撮影の最中、思いがけずもう1匹の保護猫フィドラーが画面に登場し、多くのフォロワーの心をつかみました。また記事後半では、猫の飼育費用についても解説していきます。
5.3 「傷だらけの小さな命」ダンプスターに捨てられていた子犬、DNA検査で判明した正体に反響
「傷だらけの小さな命」ダンプスターに捨てられていた子犬、DNA検査で判明した正体に反響
SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@PawsShowさんがYouTubeに投稿した、路上のダンプスターに捨てられていた子犬キューティップの保護から回復までの様子をご紹介します。DNA検査で判明した意外な正体や、里親に迎えられるまでの軌跡に多くの声が寄せられました。また記事後半では、「命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?」についても解説していきます。

