海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護に取り組むYouTubeチャンネル@PawsShowの投稿。

投稿には、重度の疥癬によって衰弱し、保護された当初は怯えて鳴いていたという子犬が、治療と日々のケアを受けながら72日間かけて回復し、笑顔を見せるようになるまでの様子が綴られています。

執筆時点で12万4903回再生、約3463件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちを家族に迎える際に知っておきたい、犬の生涯費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【重度の疥癬に苦しんでいた子犬】発見時の壮絶な様子

保護され、治療を受け始めた頃の様子1/5

保護され、治療を受け始めた頃の様子

出所:@PawsShow

投稿によると、この子犬は重度の疥癬を患い、心を痛めるような状態で見つかったといいます。保護された当初は痩せ細り、恐怖からか怯えて鳴いていたと伝えられており、まずは体を清潔に保つための治療が急ピッチで進められました。

栄養状態も乏しく、衰弱していたというこの子犬。レスキューにあたった人々は、治療と並行して栄養補給や日々のケアを重ね、少しずつ体力を取り戻せるよう寄り添いました。

2. 【72日間のケアを経て】満面の笑みを見せるまでに回復

元気な姿を見せるようになった現在2/5

元気な姿を見せるようになった現在

出所:@PawsShow

投稿では、適切な治療や栄養補給、そして愛情を注いだ日々のケアによって、この子犬の心と体が少しずつ回復していったと紹介されています。保護から72日が経つ頃には、かつて怯えていた子犬は、笑顔が止まらないほど元気で人懐っこい姿へと変化していたといいます。

コメント欄では

  • 「とても元気そうな姿になっていて、食欲もしっかりありますね」
  • 「この愛らしい子犬を保護し、助けてくれてありがとう」

など、子犬の回復を喜ぶ声が寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回ご紹介した投稿を通して強く印象に残ったのは、発見時には怯えて鳴くことしかできなかった子犬が、わずか72日という期間で笑顔を見せるまでに回復した、その変化の大きさです。重度の疥癬は、放置すれば体力を奪い衰弱を招く一方で、根気強い治療とケアによって確実に良くなっていく病気でもあります。今回の子犬のように、治療・栄養・愛情、そして日々寄り添う時間の積み重ねが、傷ついた命を立て直す力になるのだと改めて実感しました。もし身近な場所で似たような状態の犬や猫を見かけた際は、自己判断で放置せず、まずは地域の動物保護団体や動物病院に相談することをおすすめします。早期に適切な処置を受けられるかどうかで、その後の回復の道のりは大きく変わってきます。この記事を通じて一番伝えたいのは、たとえ発見時にどれほど弱り切っていたとしても、根気強く寄り添うケアによって、動物たちは大きく変わっていけるということです。今回の子犬が見せてくれた笑顔のように、これからも多くの命が適切な治療と愛情によって救われていくことを願っています。

4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【LIMO アニマル・ストーリー部のおすすめ記事】3選

5.1 「愛を知らない犬でした」道端に取り残されていた犬 「80日後に新しい家族」のもとへ迎えられ反響

            「愛を知らない犬でした」道端に取り残されていた犬 「80日後に新しい家族」のもとへ迎えられ反響    

SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@homeless81さんがTikTokに投稿した、愛を知らずに生きてきた犬の保護から80日目までの歩みをご紹介します。変わり果てた姿から穏やかな表情を取り戻すまでの変化に、各国の言葉で感謝や称賛のコメントが寄せられています。記事後半では、犬を家族として迎える際に知っておきたい生涯費用についても解説します。

5.2 「言いたいことが山ほどあるの」雨の中行き場を失っていた子猫、保護されて見せたおしゃべりな一面に反響

            「言いたいことが山ほどあるの」雨の中行き場を失っていた子猫、保護されて見せたおしゃべりな一面に反響    

Instagramで話題!アメリカの保護団体@puppykittynycityが投稿した、雨の中で行き場を失っていた子猫の保護エピソードをご紹介。施設で過ごすおしゃべりで元気な姿やSNSでの温かい反響に迫ります。さらに2025年の全国犬猫飼育実態調査データをもとに、猫1匹あたりの月間飼育費用が1万1865円に増加している現状や、飼育にかかる費用や住まいの壁まで解説。保護猫の迎え入れや猫との暮らしを真剣に検討している方必読の記事です!

5.3 殴られて動けなくなった子猫が保護されて見せた「生き抜く力」に感動。愛のある家庭が見つかり安堵する声も

            殴られて動けなくなった子猫が保護されて見せた「生き抜く力」に感動。愛のある家庭が見つかり安堵する声も    

SNS上では「動物レスキュー」に関する投稿が時に注目を集めます。今回は@pawsandclawsanimalwelfareさんがInstagramに投稿した、路上で何者かに殴られ歩行障害を負った子猫「セオドラ」が、懸命な治療とリハビリを経て回復していく様子をご紹介します。懸命に生きようとする姿には、称賛と感動の声が寄せられました。また、保護猫を迎える際に知っておきたい猫の飼育費用についても解説しています。

参考資料