海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。

今回ご紹介するのは、海外で動物保護をしているViktor LarkhillさんのYouTubeアカウント@ExtremeAnimalRescueの投稿。

今回は、複数の傷や骨折を抱えながら路上をさまよっていた犬が保護され、全身から多数の鉛弾や散弾が見つかり、手術を待っている現在の様子を紹介してくださっています。

執筆時点で1万1180回再生、約1120件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【全身傷だらけの犬】骨折に加え、全身に多数の散弾や鉛玉が見つかり治療がスタート

全身に傷を負い、レントゲンで鉛弾が確認されたルーファス1/5

全身に傷を負い、レントゲンで鉛弾が確認されたルーファス

出所:@ExtremeAnimalRescue

海外のSNSで、複数の傷や骨折を抱えた状態で保護された犬「ルーファス」が紹介され話題となっています。

ルーファスは町をさまよっていたところを保護され、病院へ搬送されました。診察では貧血や複数の傷、骨折などが確認され、左前脚には体重をかけられない状態だったといいます。

さらにX線検査を行うと、体のさまざまな場所に多数の鉛弾や散弾が残っていることが判明。中には目のすぐ近くまで達していたものもありました。

2. 【全身傷だらけの犬】現在、ルーファスは病院で前脚の手術を待っている状況

検査と治療を受けるルーファス2/5

検査と治療を受けるルーファス

出所:@ExtremeAnimalRescue

傷の一部には感染も見られ、現在ルーファスは病院で前脚の手術を待っており、できるだけ早く手術を行う必要があるとのことです。

ネット上では、ルーファスを救出して治療につないだ保護チームや獣医師への感謝の声が相次いだほか、手術が無事に終わり回復してほしいと願う声も多く寄せられました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

小泉 柚乃
犬に外傷がある場合、表面だけでは損傷の程度を判断できないことがあります。特に出血や腫れがある、脚を地面につけられない、強い痛みがあるといった場合は、骨折や関節の損傷などが隠れている可能性もあるため、できるだけ早く動物病院で診察を受けることが大切です。

愛犬がケガをするとすぐに治療してあげたくなると思いますが、自己判断で人間用の薬を使用した手当てをせず、清潔なガーゼなどで傷口を保護しながら、動物病院へ相談してください。

傷が深い、出血が止まらない、腫れや膿が見られるといった場合は自己判断で処置を続けず、早めに動物病院を受診しましょう。異物が刺さっている場合も、無理に抜くことで出血や内部の損傷などにつながることがあるため、そのままの状態で受診してくださいね。

4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。

ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。

同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。

ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。

獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」
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参考資料

小泉 柚乃