海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、大手デジタルメディアブランドである「Group Nine Media」傘下の動物専門の動画パブリッシャー「TheDodo」の公式Instagramアカウント@thedodoの投稿。
皮膚病を患っていた犬が保護され、新たな人生を歩み始める物語と、救出の物語を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で32万回再生されるなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、実際に犬を迎える際の生涯費用はどれくらいかについても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 皮膚病を患っていた犬の「テッサ」
海外のSNSで話題になっているのは、皮膚病を患っていた犬が保護され、新たな人生を歩み始める物語と、救出の物語です。救われた犬の名前は「テッサ」。
長年家族のもとで暮らしていたテッサは、酷い皮膚病を患っていました。さらには、家の中で過ごすことができない事情があったようです。
保護団体が通報を受けてテッサのもとを訪問しましたが、家族は手放すことを拒否。テッサも警戒心が強く威嚇していました。保護団体は無理に連れ去ろうとせず、家族のもとで治療を続けられるように数ヶ月かけてサポートしました。
しかし冬になるとテッサの症状は悪化したようです。さらに、近隣住民から石を投げられ怪我を負ってしまいました。安全な環境が必要となったことで、家族はテッサを保護団体に引き渡すことに同意したといいます。
これまでは威嚇していたテッサでしたが、保護されると安堵したように穏やかな表情だったそうです。「肩の荷が下りたのが目に見えてわかりました」と紹介されています。
温かい保護団体のケアによって、安全に過ごしているテッサ。症状は回復しているそうで、うれしそうな笑顔やリラックス姿からは、幸せに過ごしていることがうかがえます…!
回復を遂げたテッサは、南アフリカで静かに過ごせる終の棲家を探しているそうです。
コメント欄を見ると
- 「彼女はとても美しい 彼女の命を救ってくれてありがとう」
- 「やっと彼女を連れて行ってくれて、彼女が必要とする愛とケアをありがとう」
- 「素晴らしい仕事をありがとう」
- 「彼女の初期の家族は彼女を愛していたようだが、彼女は家の中で暮らすことは許されなかった。テッサが長生きすることを願って、ケアをして手伝ってくれたみんなに感謝」
- 「彼女の二本の歯は私にとってとてもかわいいです!」
など、テッサの回復を喜ぶ人からのコメントが多く集まっていました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
2. 著者からの一言コメント
テッサのように、シニアの動物をお迎えするにあたり、可愛い姿を見るだけでなく「疾患の治療費」や「日々の生活環境の維持」といった、生涯費用・維持管理の負担を正しく把握しておく必要があるでしょう。万が一の健康リスクに直面した際も、最後まで責任を持って守り育てる覚悟を事前に固めておくことが欠かせませんね。
過酷な環境から救い出され、安心感から「肩の荷が下りた」ような穏やかな笑顔を見せてくれたテッサ。静かに寄り添ってくれる終の棲家が見つかり、温かな愛に包まれた日々を送れるよう願うばかりです!
3. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?
過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。
2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。
私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。
(中略)
もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。
フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。
参考資料
高橋 さき

