「アポ電被害」を未然に防ぐための対策についてご紹介します。
固定電話を解約する
できることなら固定電話を解約する方法が有効でしょう。なぜならアポ電を含めた振り込め詐欺のほとんどが固定電話を利用しているからです。固定電話を解約するだけでも振り込め詐欺被害に遭うリスクを大きく減らせます。
今は高齢者が使いやすいスマートフォンも各携帯電話会社で色々と販売されていますし、見守りの観点からも固定電話からスマートフォンへ切り替える方法も得策かと思います。
ナンバーディスプレイサービスを導入する
どうしても固定電話を利用されたい場合は、ナンバーディスプレイサービスの導入を検討してください。ナンバーディスプレイサービスを設定しておけば、「知らない電話番号は絶対に出ない」ようにすると、振り込め詐欺に引っかかるリスクを減らせます。
不審な場合はすぐに110番をする
固定電話へナンバーディスプレイサービスを導入したとしても、万が一ということもあります。とにかく固定電話にかかってくる電話は、すべて疑ってかかるぐらいの心構えでいいと思います。その会話の中で少しでも「怪しい」と感じたら、まず電話を切って表示された相手の電話番号と時間を控えてください。それから110番通報をして警察に相談をしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、あなたのご両親にも忍び寄るかもしれない凶悪な「アポ電被害」を未然に防ぐための対策についてご紹介してきました。
アポ電とは
事前に電話をかけ、その家の資産状況などを聞き出す。詐欺が実行できると判断したら複数人で強盗に押し入り現金を奪う凶悪な犯罪。最悪の場合は殺害をするケースもある。
「アポ電被害」を未然に防ぐための対策
・固定電話を解約する
・ナンバーディスプレイサービスを導入する
・不審な場合はすぐに110番をする
蔵田 哲郎