2. ダイショー<2816>の株主優待、100株からの内容は

同社は毎年3月31日と9月30日時点の株主名簿に記載された、100株以上を保有する株主を対象に株主優待制度を実施しています。

贈呈品は自社製品の詰め合わせで、保有株数に応じて内容は以下の通りです。

  • 100株以上:自社製品詰め合わせ1,000円相当
  • 500株以上:自社製品詰め合わせ2,000円相当
  • 1,000株以上:自社製品詰め合わせ3,000円相当
  • 5,000株以上:自社製品詰め合わせ6,000円相当

100株(同社の売買単位)から対象になり、焼肉のたれや鍋スープなど普段使いの調味料が届くため、物価高の昨今では食費の節約につながる使いやすい優待といえそうです。

なお、優待の内容や条件は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトを確認してください。

3. 権利確定日と「権利付き最終日」はいつか

次回の優待・配当の基準日は9月30日、この日の株主になるためには28日までに買い付けを終えている必要があります(この日が「権利付き最終日」)。

翌29日は「権利落ち日」となり、この日以降に買っても今回の優待・配当は受け取れません。

4. 配当は中間分が増額、年間では60周年記念配当の反動も

同社は年2回、第2四半期末(9月30日)と期末を基準日とする配当を実施しています。

2026年3月期は、前期と同額の1株18円(中間9円・期末9円)を基本の配当としたうえで、2026年12月に迎える創業60周年を記念し、期末配当に1株3円を上乗せしました。この結果、年間配当は21円(普通配当18円、記念配当3円)となりました。

今期(2027年3月期)はこの記念配当がなくなる一方、同社は中間配当を9円から10円に、期末配当も10円に、それぞれ1円ずつ増額する計画を示しています。

年間配当は中間10円・期末10円の合計20円で、前期実績の21円と比べると1円少なくなりますが、記念配当を除いた通常分だけで比べると18円から20円への増額計画です。

次回9月30日の基準日で受け取れる中間配当は、前回の9円から10円に増える見通しです。

5. ダイショー<2816>の株価

9月24日の終値は1,420円(前日比:+1円、+0.07%)でした。

PER(会社予想)は32.64倍、PBR(実績)は1.38倍、配当利回り(会社予想)は1.41%です。

ダイショーの年間チャート1/1

ダイショーの年間チャート

出所:LIMO&ファイナンス

6. 記者コメント

ダイショー<2816>は、液体調味料群が売上の7割超を占める事業構成で、季節商材である鍋スープの動向が業績を左右しやすい銘柄です。

2026年3月期は増収を確保した一方で経常利益・純利益は小幅な減益にとどまりました。配当については、前期の21円は創業60周年の記念配当を含んだ一時的な水準で、今期はこれがなくなる一方、通常分の中間配当は9円から10円に増額する計画です。

2027年3月期の業績計画の達成には、1Qに見られた赤字幅縮小のペースを年間通じて維持できるかが焦点になりそうです。

参考資料

高原 祥子