妊娠・出産は、数々のライフイベントの中でも1位、2位を争う大きな出来事です。そんな大きなライフイベントも、夫婦によってさまざま。夫婦の数だけエピソードも異なるようです。

今回は「えっ、これってウチ(私)だけ?!」と思える、妊娠・出産に関するエピソードを集めました。
よそのご家庭のエピソードを見て「ウチだけじゃないんだ」と安心するもヨシ。これから妊娠・出産を控えている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

まるで別人!陣痛エピソード

「陣痛の傷みを『鼻からスイカ』なんて聞いていましたから、男の私には想像もできない痛みだろう…そう理解していたつもりでも、実際に陣痛の傷みと戦っている妻の姿を目の当たりにすると、まるで別人のように思えてしまいました。

妻の背中をさすっていたのですが『もっと強く!!』と言われ、手がつりそうなほどに懸命にさすりました。それでも妻の意には添わなかったようで『もう無理!看護師さん呼んで!!』と言われてしまいました。それでも、陣痛の波で痛みが引いている時の妻は、私の知っている妻でした。

無事に出産し、日に日にお母さんの顔になっていく妻。そんな妻を頼もしく思いつつ、妻と我が子を守るのは自分だと、さらに気が引き締まる思いです。出産を通して、私の知らない妻の一面を見ましたが…結婚前よりは多少『妻を怒らせないようにしよう』と気を付けている自分がいますね 笑。」

出産の時、何が一番苦しいかと言えば、産む瞬間よりも陣痛に耐えている時という奥様が大多数では無いかと思います。その痛みは想像以上で、我を忘れてしまう、出産後に聞いても記憶が無い(あいまい)、という奥様もいることでしょう。

その現場に立ち会った旦那様にしてみれば、確かに知られざる奥様の一面を垣間見ることになったかもしれません。そして、夫婦のカタチが変わって来る方々もいらっしゃるようです。

一番がパートナーでは無くなる

「大好きな人と結婚して、もし子どもが産まれても『ママの一番大好きな人はパパだよ』って言うつもりでいました。いえ、実際に子どもができた今でも『ママの一番大好きな人はパパ』にウソは無いのですが…何事も一番かと言うと、そういう訳にはいかなくなりましたね 苦笑。

毎日の生活のリズムは子ども中心が基本。ですので、帰宅が遅い日はパパの帰りを待たずに寝てしまうこともあります。食事のメニューも、主人の好みを優先するように心掛けていますが、疲れている日にはついついカレーやハンバーグという子ども向けメニューに偏りがちです。心の中ではパパが一番と思いつつ、行動が伴わなくなってきているなぁ…と自覚しています。」

子どもが出来ると、家庭の中のリズムも子ども中心になりがちです。呼び方も、出産前まではお付き合いしている時と同じようにお互いを名前で呼んでいたのに、いつの間にか「ママ・パパ」と呼ぶようになっていたりして。

このような家庭内のリズム・物事が子ども中心になるのは一時的で仕方ないこととは言え、一抹の寂しさや不安を感じている方もいらっしゃるようです。

子どもがいると拘りがアップ?