シルバーウィークに『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』を観ようと考えている人は、上映スケジュールだけでなく「どの上映を選ぶか」にも注目です。

9月は4DXや発声可能な応援上映が始まり、9月19日からは第5弾の入場者特典も配布。さらに9月23日には、作品に合わせてペンライトの色が変わる応援上映も行われます。

通常上映とはひと味違う楽しみ方を含め、シルバーウィークの注目ポイントを紹介します。

1. 『映画ちいかわ』が興収146.6億円、観客動員1000万人を突破

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は、2026年7月24日に公開された『ちいかわ』初の劇場版です。

原作・脚本をナガノ氏が担当し、映画のために執筆された「セイレーン編」と呼ばれる長編ストーリーを映像化。ちいかわ、ハチワレ、うさぎたちが特別な島への招待状を受け取り、島での冒険に巻き込まれていく物語です。

公開後も勢いは続いており、9月13日までの52日間で観客動員1000万人、興行収入146.6億円を突破しました。

興行収入は150億円まであと3.4億円。シルバーウィークを前に、さらに数字を伸ばせるかにも注目が集まります。

2. 9月から「4DX」「応援上映」がスタート

9月に入り、通常上映とは違ったスタイルで映画を楽しめる機会も増えています。

2.1 9月5日から4DX上映

1/3

出所:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』

出所:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』

9月5日からは4DX上映がスタートしました。

セイレーンとの戦闘アクションや、ラップ中のうさぎの躍動、冒険の中で感じる風や水しぶきなどを特殊効果で表現。ちいかわたちと一緒に島で過ごしているかのような臨場感を楽しめる上映です。

すでに通常上映を観た人も、4DXで改めて鑑賞することで、違った楽しみ方ができます。

2.2 発声可能な「応援上映」も

2/3

出所:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』

出所:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』

9月11日からは「なんとかなれーッ!発声可能応援上映」も始まりました。

発声やグッズの持ち込みが可能で、キャラクターの名前を呼んだり、歌のシーンで合いの手を入れたりしながら楽しめます。

公式では、歌のシーンで一緒に歌ったり、ラップに合いの手を入れたり、クライマックスで「なんとかなれー!」と声を出したりする楽しみ方を紹介しています。

通常上映とはかなり雰囲気が異なるため、すでに本編を観た人が「今度は応援上映で観たい」と思える選択肢にもなっています。

一方、静かに作品を鑑賞したい人には向かない上映です。応援上映を選ぶ際は、その点も確認しておきたいところです。

3. シルバーウィーク初日から第5弾「ひみつ本」を配布

シルバーウィークの大きな注目ポイントが、9月19日から配布される入場者特典第5弾です。

今回の特典は、全52ページの「ひみつ本」。

3/3

出所:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』

出所:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』

ナガノ氏が「セイレーン編」の構想時に描いていたストーリーイラストのほか、描き下ろし漫画「オデと島」、描き下ろしエッセイ「むちゃうま日記」などが収録されています。

これまでの入場者特典は、チャームミニフィギュアやボンボンドロップシール、プルバックカーなど、グッズが中心でした。

第5弾は、セイレーン編の構想時のイラストや描き下ろし漫画などを収録した冊子ということで、すでに作品を観た人にとっても気になる内容になっています。

「ひみつ本」は9月19日から、上映館で本作を鑑賞した1人につき1冊が配布されます。

ただし、劇場ごとに数に限りがあり、配布数が足りなくなった時点で終了します。

通常版、IMAX版、4DX版で共通の特典ですが、どの劇場でも確実にもらえるわけではありません。特典を目当てに鑑賞する場合は、早めの鑑賞を検討したほうがよさそうです。

4. 9月23日は「自動制御ペンライト」付き応援上映

もうひとつ、シルバーウィーク期間中にチェックしておきたいのが、9月23日に開催される「自動制御ペンライト演出付き なんとかなれーッ!応援上映」です。

9月23日19時から、北海道・東京・愛知・大阪・福岡の5都道府県、7劇場で行われます。

この上映では、キャラクターの登場や活躍に合わせて色が変わる特殊なペンライトを使い、本編と連動した光の演出を楽しめます。

自動制御ペンライトを持っていなくても入場でき、市販のサイリウムやペンライトも持ち込み可能です。

自動制御ペンライトは当日、実施劇場でも購入できますが、数に限りがあります。

なお、応援上映では声援やペンライトの使用が認められている一方、上映中に座席から立ち上がったり、飛んだり跳ねたりする行為は禁止されています。周囲の観客にも配慮しながら楽しみたいところです。

5. シルバーウィークに観るなら、どの上映がおすすめ?

通常上映以外の選択肢が増えたことで、シルバーウィークの『映画ちいかわ』は、目的に合わせて上映を選べます。

5.1 初めて観る人

通常上映で、まずは「セイレーン編」の物語をじっくり楽しむのがおすすめです。

5.2 すでに観た人

9月19日からの「ひみつ本」を狙うなら、特典配布開始後の鑑賞が候補になります。

5.3 映画を体感したい人

セイレーンとの戦闘や風、水しぶきなどを楽しめる4DXが候補です。

5.4 声を出して盛り上がりたい人

発声可能な応援上映なら、キャラクターを応援したり、歌に合いの手を入れたりしながら楽しめます。

5.5 イベント感を味わいたい人

9月23日の自動制御ペンライト演出付き応援上映は、本編と光の演出が連動する特別な上映です。

すでに通常上映を観た人も、「特典をもらいたい」「4DXで観たい」「応援上映に参加したい」と、2回目以降の鑑賞理由を選べるのが現在の『映画ちいかわ』です。

公開から約2カ月たった今も、鑑賞スタイルそのものが増えているため、シルバーウィークにもう一度劇場へ足を運ぶきっかけになりそうです。

6. トレンドウォッチャーのひとこと

大蔵 大輔

『映画ちいかわ』は公開から約2カ月が経っても好調です。シルバーウィークに向けて、通常上映とは違った楽しみ方も増えています。

今回、特に注目したいのは、同じ映画でも鑑賞する目的を変えられることです。第5弾の「ひみつ本」を目当てに観に行く人もいれば、通常上映とは違う4DXを体験したい人、声を出して応援上映を楽しみたい人もいます。

9月23日のペンライト演出付き応援上映は、映画を観るだけでなく、会場全体で盛り上がるイベントとして楽しめそうです。

すでに鑑賞した人にとっても、「次は違う上映で観てみよう」と思える選択肢が増えています。入場者特典も第1弾から第5弾まで内容が変わっており、9月19日からは全52ページの「ひみつ本」が登場します。

シルバーウィークに観に行くなら、自分が楽しみたいスタイルに合わせて上映を選んでみるのもよさそうです。

参考資料

大蔵 大輔