海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているMWA Rescue and Vet ClinicさんのInstagramアカウント@mbwa_wa_africaの投稿。

長く路上で生きてきた老犬が疥癬の治療を受けてそのまま保護され、穏やかな老後を過ごせるようになった姿を画像と動画で紹介してくださっています。

執筆時点で約122件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、実際に犬を迎える際の生涯費用はどれくらいかについても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

日野 いとり
路上生活をしていた老犬「オミ」が疥癬の治療のためにクリニックに連れて来られました。彼女は以前にも避妊手術を受けたことがあり、その時も疥癬を患っていましたが、皮膚の状態は以前よりも非常に悪くなっていました。年老いている彼女を見てスタッフは再び路上に追い返す気にはなれず、オミはそのまま留まることに。彼女はすぐに環境に馴染み、皮膚の状態も少しずつ改善し、のんびりした日々を過ごせるようになりました。穏やかな表情でくつろぐ老犬オミの幸せな老後をご覧ください。

1. 【長く路上生活をしていた老犬】ひどい疥癬の治療のためにクリニックに連れて来られる

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/p/DcTwusrjd6E/?img_index=7" target="_blank">@mbwa_wa_africa</a></u>

出所:@mbwa_wa_africa

海外のSNSで、長く路上生活をしていた老犬が疥癬の治療のためにクリニックに連れて来られ、そのまま保護犬として留まることになったというストーリーが話題を呼んでいます。

海外のアルーシャという地域には野良犬が多く、地域住民が避妊手術や去勢手術が必要な犬を見つけてクリニックに連絡するなど、協力しながら動物たちをサポートしています。

そんな中で「オミ」という名前の老犬が疥癬の治療を受けるためにクリニックに連れて来られました。

オミは以前にも避妊手術のためにクリニックに来たことがあり、その時から疥癬を患っていました。しかしその疥癬の症状が今回は非常に悪くなっていたのです。

クリニックのスタッフは年老いた彼女を見て、再び路上に追い返す気にはなれませんでした。

安らかな老後を過ごせる場所が必要だと判断し、オミはそのままクリニックに留まることになりました。

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/p/DcTwusrjd6E/?img_index=7" target="_blank">@mbwa_wa_africa</a></u>

出所:@mbwa_wa_africa

オミはあっと言う間にその環境に馴染み、まるで自分の家のようにくつろぐようになりました。

人に触られるのは少し恥ずかしいようですが、疥癬の症状も少しずつ改善し、肌も綺麗になっています。

現在、彼女は毎日たくさん寝て、のんびりとした日々を満喫中です。もう寝る場所や食べ物を探して歩き回る必要はありません。

太陽の光がいっぱいで、美味しいご飯と心地良い寝床、そして彼女のことを気にかけてくれるたくさんの人がいます。

オミがいつまでも穏やかに、幸せを感じて過ごせるといいですね。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

日野 いとり
長く路上生活をしていた老犬が幸せな老後を手に入れたという感動的なストーリーですね。オミがいた場所は地域住民のサポートなどもあったようですが、それでも野良犬が生きていくには過酷な環境だったでしょう。ひどい疥癬で毛並みや肌がボロボロになっているところからも、あまり衛生的な環境でなかったことは一目瞭然です。日本では保護団体などの活動もあり野良犬を見かけることは珍しくなりましたが、海外では野良犬が徘徊しているのはよくある光景のようです。今回オミはクリニックで疥癬の治療をした後にそのまま保護という理想的な形で留まることになりましたが、実際に私たちが野良犬や野良猫を保護するときは慎重な判断が必要になります。健康状態や妊娠などのチェックをするためにも、保護した動物はまず動物病院で診察を受けさせることが大切です。治療費やその後の引き取りに不安がある時は、保護団体などに連絡して対応方法を聞いてみるのも良いかもしれません。1匹でも多くの動物が幸せを感じられる世の中であってほしいですね。

3. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

参考資料

日野 いとり