年々高まりを見せる、子どもの防犯教育の重要性。「知らない人に付いていってはダメ!」という一言だけでは、子どもの安全を守りきれない時代になっています。そこで今回は、ホームセキュリティの「ALSOK」が公開した調査結果を元に、子どもの防犯教育の重要性についてご紹介しましょう。
怖い目に遭った子どもは70人に1人
「ALSOK」は2019年8月、全国の小学校のクラス担任教諭815名(担当児童数:21,660人)に対し、小学生の防犯意識に関するアンケート調査を実施しました。この調査は、過去に同社のCSR活動である「ALSOKあんしん教室」を実施したクラスの担任教諭のみ対象とし、「担任の先生に聞く、小学生の防犯に関する意識調査」という形でリリースしています。
まずお話するのは、小学生の危険発生状況について。上記調査によると、登下校中あるいは外出中に「怖い目に遭ったことがある」児童は、21,660人中99人という結果となりました。 およそ70人に1人、全体の1.4%が登下校中などに身の危険を感じています。続けて、以下の回答結果をご覧ください。