保育園の遊具を撤去させてしまう

「息子は保育園に通っているのですが、ある日突然シーソーが撤去されました。先生に理由を聞いてみると、園に通っている男の子の母親からこんな訴えがあったからでした。『息子が公園のシーソーの上で立ち上がって転落して大けがをした。シーソーには二度と乗せたくないけれど、園で他の子が乗っているのを見ているのは可哀想だから撤去して欲しい』と。園長も、万が一シーソーで事故があったときに、問題になると困るからそれならば…と撤去を決めたようです。でも、1人の意見で子供たちが大好きな遊具を撤去させるのはやりすぎな気がしませんか?」(4歳の男の子の母)

小4の子供が床に捨てたゴミを回収する

「『〇〇くんの家に遊びに行ったら、お菓子のゴミが床に散らかっていた。それをお母さんが怒ることなく黙々と拾っていき、ゴミ箱に入れていた』と聞かされました。小学4年生になって、次々と床にポイ捨てする子どもも信じられませんが、それを注意もせずに回収する母親もどうかしていると思います。将来結婚するときのお嫁さんが大変そう」(小学4年生の女の子の母)

もう小6なのに学校までの送迎を続けている

「学校までの道で万が一事故に巻き込まれたり、事件に遭ったりするのが怖いからと小学6年生の男の子の送迎を続けている親がいます。同じ親として心配な気持ちはもちろん理解できますが、いつまでも監視できる分けじゃありませんよね。親に守ってばかりでは子どもの危機管理能力が発達しなさそうで逆に心配です」(小学2年生の女の子の母)

日焼けをさせないためにプールの授業に参加させない

「『日焼けさせたくないから学校のプールの授業はすべて休ませている』と、小2の子どもがいる友人が堂々と言い放っていてびっくりしました。子どもは友達と一緒にプールに入りたそうなのに可哀想です」(小学3年生の男の子の母)

おわりに

子どもが心配なのはとても理解できますが、過保護すぎるのも考えものです。子どもが自主性を失い、自立できなくなれば、子どものためにはなりませんし、将来挫折した時に自分の力でリカバリーできなくなる可能性もあるでしょう。本当に子どものことを考えるのであれば「可愛い子どもには旅をさせよ」の精神で、子どもに選択を任せてみて、自分で考えて行動させることも大切です。

LIMO編集部