2. 10日の米国半導体関連株の動き
10日(現地時間)の米国市場では、S&P500種株価指数が44.66ポイント安の7,591.70(▲0.58%)、ナスダック総合指数が171.62ポイント安の2万6081.72(▲0.65%)、ダウ工業株30種平均が316.56ドル安の5万2064.10ドル(▲0.60%)とそろって下落した。
半導体関連株の比重が大きいフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は317.15ポイント安の1万1614.17(▲2.66%)と、主要3指数を上回る下げ幅となった。
半導体・AI関連の個別銘柄もそろって下落した。時価総額最大手のエヌビディア<NVDA>は5.31ドル安の218.36ドル(▲2.37%)、AMD<AMD>は17.50ドル安の503.60ドル(▲3.36%)、ARMホールディングス<ARM>は10.05ドル安の254.18ドル(▲3.80%)となった。
メモリー関連の下げがとりわけ大きく、マイクロン・テクノロジー<MU>は50.36ドル安の977.41ドル(▲4.90%)、サンディスク<SNDK>は71.58ドル安の1,692.59ドル(▲4.06%)、SKハイニックス<SKHY>は10.33ドル安の188.30ドル(▲5.20%)とそろって大きく値を下げた。
半導体製造装置関連では、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング<TSM>が7.33ドル安の428.03ドル(▲1.68%)、ASMLホールディング<ASML>が42.09ドル安の1,687.43ドル(▲2.43%)と、他銘柄に比べ下げ幅は小幅にとどまった。
3. 米国の主な半導体関連株の騰落一覧(10日、現地時間終値)
10日(現地時間)の主な米半導体関連株8銘柄の終値・騰落率を一覧にまとめると、以下の通りとなる。
- エヌビディア(NVDA):218.36ドル(▲2.37%)
- AMD(AMD):503.60ドル(▲3.36%)
- ARMホールディングス(ARM):254.18ドル(▲3.80%)
- マイクロン・テクノロジー(MU):977.41ドル(▲4.90%)
- サンディスク(SNDK):1,692.59ドル(▲4.06%)
- SKハイニックス(SKHY):188.30ドル(▲5.20%)
- 台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM):428.03ドル(▲1.68%)
- ASMLホールディング(ASML):1,687.43ドル(▲2.43%)
米半導体関連株の値動き一覧1/1
出所:各データより筆者作成
4. 記者コメント
11日の東京市場は、前日10日の米半導体関連株安を受けて、半導体・AI関連7銘柄がそろって下落する展開となった。
下落率はキオクシアホールディングスとアドバンテストの2銘柄が6%を超え、値動きの大きさが目立った。
この日は、原油先物価格の上昇と国内外の金利上昇が重荷となった。WTI原油先物は11日に1バレル=104ドル台まで上昇する場面もみられた。外国為替市場では、米金利観測が一服したことを受けてドル円は154円台前半で推移し、前日までのドル高・円安基調はひとまず落ち着いた格好となった。
国内債券市場では長期金利が一時3.0%に上昇した。なお、日本銀行が17~18日に開く金融決定会合で、政策金利が現在の1.0%から1.25%に引き上げられる方針と報じられている。
【免責事項】
- 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
高原 祥子