自由気ままで、気楽に思われがちな「おひとりさま生活」。でも本当はメリットや楽なことばかりではありません。今回はそんなおひとりさま生活のメリット・デメリットをエピソードを元に、さまざまなシチュエーションに分けてくわしくご紹介します。

シチュエーション1.職場編

既婚・未婚に限らず一人で行動するおひとりさまへの風当たりが強い職場。デリカシーのない言葉を投げかけられることもしばしばです。

職場でとくに風当たりが強いのが、未婚女性のおひとりさま。年齢が高くなればなるほど、「ずっと1人でいるつもり?」など、無責任に心配されてしまうことも多いですよね。その反面、ボーナスの時期には「独身だとボーナスを自由に使えていいね」などと、やっかまれることもあります。将来のために貯蓄をするなど、おひとりさまは自分で考えて行動しなくてはいけないことも多いのに、「独身=責任がなくて楽」というような言動はなんだかやるせなくなりますよね。

未婚・既婚に関係なくランチタイムに1人で過ごしていたり、プライベートでつきあう友人が職場内にいなかったりすると、「つきあいの悪い人」といわれてしまうデメリットもあります。たまたま所属している部署に女性の同僚がいない、昼休みや終業時間があわせづらい勤務形態など、職場内の人と一緒に行動しづらい状況もあるのに、人間関係を作るのが苦手な人と思われるのは心外ですよね。

何かと嫌な思いもしがちな職場でのおひとりさまですが、メリットがないわけではありません。とくに仕事の時間が厳格にきまっていないフレックスタイム制を取り入れている会社では、自分が集中しやすい時間や仕事のはかどる日程を選んで、出社するなどおひとりさまだからこそ自由がきくというメリットもあります。

シチュエーション2.買い物編

ファッションアイテムなどを購入する買い物のシチュエーションでは、おひとりさまのメリットが多いものです。1人での買い物であれば、気になっていたショップに気軽に入って、好きなものがなければすぐに出るということもできますが、友達や知人と一緒の場合にはそうもいかないもの。相手の趣味にあわせて興味のないショップに入ったり、買い物が終わるまで待っていなくてはいけなかったりということもありますよね。

そんな気軽なおひとりさまの買い物シーンですが、困ったことがないわけではありません。1人だと話しかけやすいのか、店員との会話に時間をとられてしまう、キャッチセールスに遭遇しやすいなどのデメリットも存在します。話しかけられたくない場合や、はっきりと断るのが苦手という方の場合には、店員と目を合わせない工夫やイヤホンで音楽を聴くなどの対策がおすすめです。

シチュエーション3.飲食店編