2026年度の年金額は、夫婦2人分の厚生年金で月額23万7279円が目安とされています。一方で、令和6年度の実績による年代別の平均年金月額をみると、60歳代後半の厚生年金は15万円前後です。年金で足りない分を資産から補うために300万円分を現金に換えるとき、評価額が2割下がった局面で売るか、2年待ってから売るかによって受け取れる額に差が生じる場合があります。換える時期の選び方とともに確認します。
この記事のポイント
- 令和6年度の厚生年金の平均年金月額は〈70歳〉15万455円〈89歳〉16万6767円。この額には1階部分の国民年金が含まれ、上乗せ分だけの金額ではない
- 国民年金はどの年代でも5万円台から6万円台にとどまり〈90歳以上〉5万5633円。夫婦で約22万〜23万円の年金収入も、単身になると月額13万円台へ置き換わる
- 年金で足りない分を資産から補うとき、2割下がった局面で換えた場合と2年待てた場合とで、受け取れる額の差がどこまで広がるのかを独自に試算した
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次のページでは、「厚生年金」の年代別の平均年金月額と、「繰上げ受給」や「繰下げ受給」を選んだときの影響を確認します。令和6年度の実績によると、60歳代前半における厚生年金の平均月額は10万円前後の水準ですが、65歳を過ぎると15万円前後まで上がります。