2. 実際の平均は満額に届いていない
満額と、実際に受け取っている人の平均を並べてみましょう。LIMOの記事「【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説」から要点を引用します。
まず国民年金です。
- 〈全体〉平均年金月額:5万9310円
- 〈男性〉平均年金月額:6万1595円
- 〈女性〉平均年金月額:5万7582円
あわせて厚生年金も見ておきます。
- 〈全体〉平均年金月額:15万289円
- 〈男性〉平均年金月額:16万9967円
- 〈女性〉平均年金月額:11万1413円
- ※国民年金の金額を含みます。
出所:LIMO「【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説」
国民年金の平均は5万9310円で、満額の7万608円には1万1298円届いていません。満額を受け取れている人がそれほど多くないことの表れです。
3. 480月に近づける方法
納付月数が足りないと分かった場合、埋める手立てがあります。
ひとつは60歳以降の任意加入です。480月に達するまで、最長65歳まで国民年金に加入して保険料を納められます。厚生年金に加入して働く場合も、65歳になるまでは基礎年金の月数として反映されます。
もうひとつは追納です。免除や納付猶予を受けた期間については、10年以内であれば後から納められます。学生納付特例も同じ扱いです。
どちらも期限があります。自分の納付月数は「ねんきんネット」やねんきん定期便で確認できるので、まず現状を把握してください。
4. まとめにかえて
2026年度の老齢基礎年金の満額は月7万608円です。ただし昭和31年4月1日以前生まれの人は月7万408円で、満額は2つあります。
満額になるのは480月すべてを納めたときで、10年納付なら月1万7652円、30年納付なら月5万2956円と、月数に比例して決まります。実際の平均は5万9310円で、満額には届いていません。
60歳以降の任意加入や追納で埋められる余地があります。まずはねんきん定期便で納付月数を確かめておきましょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- LIMO「【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説」
- LIMO「【2026年最新】60歳~89歳の年金一覧表!年代別の平均受給額と「手取り・非課税世帯」のリアル!年金口座の「凍結リスク」とは?」
LIMO編集部年金解説班