これから引っ越しを予定している方のなかには、色々と不安を抱えていることもあるかと思います。これまでの生活環境から新しい住まいのことを考えると、近隣との関係や安全に暮らすためにはどうするといいのか?などわからないことも多いことでしょう。

そこで今回は、家族が安心して暮らせるように、引越しをする前に気をつけるべき大切なことについてご紹介いたしますので、ぜひ参考になさってください。

物件選びで気をつけるべき5つのポイント

引っ越しを決断したら、まず物件選びからはじまります。その際に気をつけるべき5つのポイントについてご紹介いたします。

ポイント①:新居の周辺が明るい場所を選ぶ

これから新しい生活の拠点になる新居の周辺が暗いと犯罪者からターゲットにされかねません。なぜなら暗い場所は犯行を発見されるリスクが低いので犯罪者は好むといわれているからです。ですから物件を選ぶ際は、新居の周辺が明るい場所を選ぶことが一つ目のポイントになります。

ポイント②:集合住宅では3階以上を選ぶ

どうしても高層階の部屋よりも1階からのほうが侵入はしやすいです。ハシゴやロープも必要なくベランダ側から簡単に誰でも侵入をすることが可能です。

しかし3階以上であれば足ハシゴや足場が必要になるので簡単には侵入ができません。このことから、もし可能でしたら3階以上の部屋を選ぶようにしてほしいと思います。

ポイント③:新居の地域が治安のいい場所かどうか確かめる

あなたとご家族がこれから新たに生活をしていく地域です。物件選びの際にぜひ気をつけてほしいのは「その地域が治安のいい場所であるか?」ということです。それを確かめる方法をご紹介します。

◯新居の地域を担当する交番や警察署へ「犯罪の発生件数」などを問い合わせる。
◯「犯罪発生状況マップ」をチェックする。

これでその地域で、「どんな犯罪が発生しているのか?」「犯罪発生件数が何件ぐらいか?」などの情報を得ることができます。

ポイント④:住居周辺が人通りの多い場所を選ぶ

住居周辺が人通りの多い場所だと犯罪発生率が下がるといわれています。やはり犯罪者はできるだけ人に見られたくないと考えているからだと思います。人通りが多い場所では、どうしても人目につきやすいので犯行を避ける傾向にあるといわれているのです。

このことから、住居周辺が人通りの多い場所を選ぶことがポイントになります。

ポイント⑤:部屋は角ではなく真ん中を選ぶ

とあるリサーチ会社の調査によると「1階」「2階」「最上階」「角部屋」は、泥棒の侵入がしやすいという結果が得られたそうです。

例えば、最上階だと屋上から侵入をしてきた事案もあり、1階や2階は建物の構造を利用してよじ登るとか物置や自転車小屋を足場にしてくるなど比較的簡単に侵入ができてしまうそうです。

しかし3階以上の真ん中にある部屋は泥棒のターゲットから外すことがわかっています。このことからも防犯性を高めるためには「3階以上で部屋は角ではなく真ん中を選ぶ」ことがポイントになると考えます。

新居で気をつけるべき3つのポイント