【後期高齢者医療】8月公表の統計で75歳以上の医療費は1人あたり「98万9000円」。窓口負担はいくらか? 2026.09.13 16:59 公開 執筆者安達 さやか 厚生労働省が2026年8月28日に公表した「令和7年度 医療費の動向」によると、概算医療費は49.2兆円で、前年度から約1.3兆円増えました。うち75歳以上に係る医療費は20.3兆円で、全体の41.3%を占めています。1人当たりで見ると75歳以上は98万9000円、75歳未満は26万1000円で、およそ3.8倍の開きがあります。ただし、この全額を窓口で支払うわけではありません。実際に支払う割合は、どこで分かれるのでしょうか。 この記事のポイント 令和7年度の概算医療費は49.2兆円で、うち75歳以上に係る医療費は20.3兆円だった 75歳以上の1人当たり医療費は年98万9000円で、75歳未満の26万1000円の約3.8倍だった 後期高齢者医療の窓口負担割合は、住民税課税所得145万円以上で3割、28万円以上145万円未満で収入の基準にも当てはまると2割になる 記事の続きを読む 1/2 出所:厚生労働省「令和7年度 医療費の動向」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、窓口負担割合が毎年8月1日を基準日として、前年の所得と世帯の状況でやり直されるしくみを確認します。3割と判定されても、収入が被保険者1人の世帯で383万円未満、2人以上の世帯で合計520万円未満であれば、基準収入額適用申請で1割または2割になる場合があります。高額療養費との関係もあわせてみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 50歳代のおひとりさま、年金を60歳から受け取ると「24.0%」減額されて生涯続く《取り消せない繰上げの注意点を確認》 「働けなくなったら年金を早めに受け取ればいい」と考えている方もいるかもしれません。J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」によると、50歳代・単身世帯の金融資産保有額は平均999万円であるのに対し、実感に近いとされる中央値は120万円となっています。受け取り時期の判断は、ひとりの老後の家計を長く左右します。年金を繰り上げて受け取る際のしくみや注意点を整理していきましょう。 【国家公務員の扶養手当】2026年4月時点で扶養親族なしが「16万1045人」。子1人でいくら付くのか 人事院が2026年9月4日に公表した令和8年国家公務員給与等実態調査では、扶養親族がいない職員が16万1045人で、対象となる24万7222人の65.1%を占めました。1人は3万7135人、2人は3万7320人です。扶養手当は子1人1万3000円で、16歳の年度初めから22歳の年度末までの子には5000円が加算され、父母等は6500円です。ただし、父母等に係る額は職務の級によって変わります。同じ人数を扶養していても、額はどこで分かれるのでしょうか。 今月1日から順次届く【所得の基準額が10月分から上がる】「年金生活者支援給付金」対象のボーダーラインがどこまで広がるかを確認 9月1日から、すでに年金を受け取っている方のもとへ「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次届いています。請求しないかぎり支給は始まらず、原則として請求した月の翌月分からの支給です。2026年度の給付基準額は前年度から3.2%増の月5620円。所得の基準額は令和8年10月分から引き上げられます。支給要件、給付基準額、請求の手続き、公的年金の平均額まで順に確認します。 【来月10月15日が支給日】「厚生年金」の平均は月15万289円、20万円以上を受け取る人はどのくらい? LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #後期高齢者医療制度 #医療費 #収入 #所得