決算が良かったのに株価が下がる。投資家がいちばん気持ちの整理をつけにくいのは、たぶんこの組み合わせだろう。三井金属(5706)の2027年3月期1Qは、営業利益が前年同期比+84.1%と大きく伸びた。それでも株価は8月中旬に付けた高い水準から下押しし、9月10日の終値は24,705円まで切り下がっている。この2つは、どう並べて読めばいいのか。
※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
この記事のポイント
- 2027年3月期1Qは営業利益210億円で前年同期比+84.1%、経常利益は+134.3%。前年同期の赤字から純利益168億円へ転じた
- 株価は8月17日の31,590円から9月10日の24,705円まで2割強下押しし、同日時点のPERは17.67倍、PBRは3.35倍
- 営業利益率17.3%とROE24.5%は非鉄金属の業種中央値を大きく上回り、5期にわたる現金の使い道に資本配分の姿が表れている