住宅街の歩道に生えている「穀物」が、X上で話題になっています。
書籍「まいにち野草 見る・食べる・楽しむ」の著者である、365日野草生活のんさん(@365nitiyasou)が投稿した当ポストは、執筆時点で10万9000件を超えて表示されています。
そこで、LIMO編集部は話題の「@365nitiyasou」さんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
記事の中では、栽培種であるアワについて気になる情報を解説。見た目が似ているねこじゃらし(エノコログサ)との違いや、投稿主さんへのインタビュー内容もご紹介します。あわせて、1世帯あたりの野菜・海藻への支出金額もお伝えします。
1. 都会の歩道でしっかり実った「穀物」まさかの発見に思わずアワワ!
「アワ!!?! 東京都23区の路上 粟(アワ)生えてた アワアワ!!」そんなコメントとともに投稿されたのは3枚の写真。
日頃から「身近な植物」を観察している、野草愛好家の@365nitiyasouさん。東京都23区内の路上で、明らかに栽培種のアワ(粟)が生えているのを見つけたそうです。
「路傍のわずかな隙間に、穂がしっかり実っている様子がとても印象的でした」と話す、投稿主さん。
撮影のきっかけについて、「『都市の中にも穀物が突然現れる』ことに驚き、その場で撮影して投稿しました」と話してくれました。
周囲はごく普通の住宅街の歩道で、畑や空き地はなかったそう。
リプライ欄には、「実のつき方が美しい!」「珍しいですね?鳥が運んできたのでしょうか」「立派な穂じゃー!」といったコメントが多数寄せられていました。
2. アワってどんな植物?アワとねこじゃらしは違う?
アワ(粟)は、イネ科エノコログサ属に分類される植物です。米や麦などとともに五穀の一種とされ、日本では古くから食べられてきました。原産地は東アジアで、栽培地はヨーロッパにも広がっています。100cm~150cm前後の背丈で、穂の長さは10cm~40cm程度。育てる時期によって春アワと夏アワに大きく分けられます。
種類としては米のようにウルチ種とモチ種があり、プチプチとした歯ごたえをさらりと食べたい場合はウルチアワを、粘りがほしい場合はモチアワを選びます。栄養面では糖質を多く含み、食物繊維や鉄分、カルシウムといった栄養素も豊富な点が特徴です。
なお、ねこじゃらしとして親しまれているエノコログサはアワの先祖にあたり、見た目が似ています。栽培種であるアワと野生種であるエノコログサとは自然交雑が起こりやすく、できた植物はオオエノコログサと呼ばれます。背丈が30cm~60cm前後のエノコログサに対して、オオエノコログサは50cm~150cm前後とされています。
投稿の反響を受け、「想像以上に多くの方に見ていただき、それこそ『アワワ』と驚きました」と振り返る投稿主さん。「エノコログサ(ねこじゃらし)との関係に興味を持ってくださる方も多く、野草や身近な植物への関心が広がっているのを感じて嬉しく思っています。普段から『身近な草』の魅力を伝える仕事をしているので、こうした反響は励みになります」と話してくれました。
アワ!!?!
— のん🍀365日野草生活®️著書『まいにち野草』発売!! (@365nitiyasou) August 28, 2026
東京都23区の路上
粟(アワ)生えてた
アワアワ!! pic.twitter.com/7s88FVDjCv
3. 著者からの一言コメント
4. 野菜にいくら使う?1世帯当たり1ヵ月間の野菜・海藻への支出金額を年代ごとに紹介
ここからは記事の話題にちなんで野菜・海藻の支出金額についてご紹介します。
総務省統計局の「家計調査(2025年)」によると、1世帯あたりにおける「野菜・海藻」への平均支出額は月間7445円です。世帯主の年齢別では、29歳以下の1670円から年齢が上がるにつれて支出額が増加傾向にあり、30代で4886円、40代で7243円、50代で7146円、60代で8455円、70歳以上では8809円となります。
最高額となる70歳以上の世帯は29歳以下の5倍以上の金額を支出しており、高齢層ほど野菜中心の食生活へ変化している様子がうかがえます。
今回はXで話題になっている「都会の歩道でしっかり実った穀物」をご紹介しました。
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