海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回ご紹介するのは、ガザ地区で動物保護をしている「Sulala Animal Rescue」のInstagramアカウント「@sulalaanimalrescue」の投稿。
今回は、近くで起きた爆発に驚いて4階から飛び降りてしまい、下半身麻痺を患った猫が、家族に支えられながら治療を始める様子を紹介してくださっています。
執筆時点で約2150件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、猫の飼育費用は月平均どのくらいかについても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【4階から飛び降り下半身が動かなくなった猫】神経損傷が判明し、治療を受けることに
海外のSNSで、自宅近くで起きた爆発に驚いて4階から飛び降り、後ろ足が動かなくなった猫の治療の様子が紹介されています。
猫は近くで起きた爆発に驚き、自宅の4階から飛び降りてしまったそうです。家族は猫の世話をしながら複数の獣医師のもとへ連れて行ったものの、状態は改善しませんでした。
その後、投稿者さんたちの医療拠点で診察を受けたところ、神経の損傷による対麻痺を患っていることが判明。
今後は理学療法やマッサージ、移動を補助するためのサポートなどを行いながら、継続して経過を見守っていく予定だといいます。
ネット上では、「少しでも状態が良くなってほしい」と、猫の回復を願う声が多く寄せられました。
――以上、海外のSNSで話題の猫ちゃんでした。
猫は高い場所へ登ることを好み、優れたバランス感覚を持っていますが、高所から落下しても必ず無事でいられるわけではありません。マンションのベランダや窓などから転落すると、骨折や内臓の損傷など、重大なケガにつながることがあります。
今回の投稿の猫のように下半身麻痺になった猫は、前足や上半身の力を使い、お尻や後ろ足を引きずるようにして移動するため、毎日の生活では猫の状態に合わせた世話や環境づくりが大切です。特に注意したいのが排泄で、神経損傷が原因の下半身麻痺では自力で排尿することが難しい場合があり、膀胱に尿が残ると膀胱炎につながります。排尿の介助が必要な場合は、猫によって適した方法が異なるため、獣医師の指導を受けて行いましょう。
また、後ろ足などを引きずって移動すると同じ部分が床に擦れ、傷ができやすくなります。皮膚の状態をこまめに確認するほか、階段などから落下しないよう生活環境を整えることも重要です。他にも、関節のこわばりや血流改善のためにマッサージが効果的なので、獣医師の指導のもと優しくマッサージしてあげてください。
2. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?
過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。
猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。
中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。
私はアナリストとして、数字は「合計」より「中身の分解」で見ると発見が多いと考えてきました。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、猫1匹あたりの月間支出は1万1865円。2021年の9138円から5年で約29.8%、金額にして2727円増えています。
(中略)
一方で、猫を飼いたい理由の1位は「癒し・安らぎが欲しい」で50.5%。それでも飼えない理由の1位は「集合住宅で禁止」の31.3%、次いで「お金がかかる」の26.1%でした。つまり、立ちはだかる壁は費用だけでなく、住環境も大きいのです。迎えるか迷っているなら、月1万2000円という数字を出発点に、住まいの条件や、長く続けられる家計かどうかまで含めて眺めておくと、後悔のない判断ができるのではないでしょうか。
無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。
参考資料
小泉 柚乃

