【国民健康保険料】2026年4月から4区分に。上限は「113万円」に引き上げへ「後期高齢者医療」の保険料は月額いくらか 医療分、後期高齢者支援金分、介護納付金分+子ども・子育て支援納付金分 2026.09.10 14:12 公開 執筆者LIMO編集部社会保障解説班 監修者和田 直子 令和8年1月15日公布の政令により、国民健康保険料は令和8年4月から4区分になりました。これまでの3区分に子ども・子育て支援納付金分が加わり、年間の賦課限度額は令和7年度の109万円から最大113万円に上がっています。あわせて厚生労働省は令和8年4月10日に、後期高齢者医療制度の令和8・9年度の保険料率を公表しました。この記事では、区分ごとの上限額と後期高齢者医療の保険料率を確認します。 この記事のポイント 国民健康保険料は令和8年4月から4区分になり、年間の賦課限度額は最大113万円(令和7年度は109万円) 医療分の上限が66万円から67万円に上がり、子ども・子育て支援納付金分の3万円が新設された 後期高齢者医療の令和8・9年度の平均保険料額は全国平均で月額7989円。令和6・7年度の7411円から578円上がる 記事の続きを読む 1/2 出所:旭川市「令和8年度の国民健康保険料」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、後期高齢者医療の保険料率が地域によってどれだけ違うかを確認します。全国平均の所得割率10.17%・均等割額5万6083円に対し、三重県は9.53%・5万4843円です。料率が2年ごとに見直される仕組みや、国民健康保険との決まり方の違い、通知書で見ておきたい点もあわせて確かめられます。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 国民健康保険料は年末調整・確定申告でどう扱われる?控除証明書が来ないのは国民年金保険料と違うから。実際に支払った人が控除を受けられるという見落としがちな仕組みを国税庁の資料から解説 「国民健康保険料の控除証明書はいつ届くのか」と探す人は少なくありませんが、国民年金保険料とは違い、国民健康保険料には証明書の添付・提示義務がありません。通帳や領収書、源泉徴収票で支払った金額を確認すれば申告できます。さらに、控除を受けられるのは世帯主とは限らず、実際に支払った本人だという見落とされがちな仕組みも、国税庁と自治体の公式資料をもとに編集部がわかりやすく整理して解説していきます。 家族が亡くなったときの「葬祭費」健康保険から5万円支給されることも。国民健康保険と後期高齢者医療は自治体で違う 家族が亡くなったあとの手続きは数が多く、どこに何を出すのかが分かりにくいものです。そのなかに、加入していた医療保険から支給される給付があります。全国健康保険協会によると、健康保険の埋葬料は5万円です。一方、国民健康保険と後期高齢者医療制度の葬祭費は、法律で「条例の定めるところにより」と書かれており、全国一律の金額はありません。筆者は元自治体職員で、役場では国民健康保険や後期高齢を担当していました。制度によって金額の決まり方がどう違うのかを見ていきましょう。 国民健康保険と社会保険(健康保険)の違いは何ですか?傷病手当金・出産手当金という現金給付は、実は国保では「出ないのが普通」。国民健康保険法から編集部が整理 「国民健康保険にも傷病手当金・出産手当金がある」と聞いて安心していないでしょうか。会社員が加入する健康保険では要件を満たせば必ず支給される「法定給付」ですが、国民健康保険では市区町村の判断による「任意給付」にとどまり、実施している自治体は限られます。国民健康保険法や協会けんぽの公式資料をもとに、保険料や扶養の違いだけでは語られない、現金給付の面での見落としがちな差を編集部が整理します。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #国民健康保険 #子ども・子育て支援金 #保険料