子は親の介護費用を負担する法的義務がある?扶養義務は経済状況に応じた「できる範囲」の援助であり自分の生活を犠牲にする義務ではない仕組みを解説 話し合いがまとまらないときの家庭裁判所という選択肢まで、扶養義務の正しい範囲をわかりやすく整理 2026.09.17 07:09 公開 執筆者LIMO編集部 監修者齊藤 慧 「子は親の介護費用を全額負担する法的義務がある」と思われがちですが、扶養義務は経済状況に応じた「できる範囲」の援助義務であり、自分の生活を犠牲にしてまで負担する義務ではありません。家庭裁判所の扶養請求調停の考え方まで、裁判所の公式情報にもとづき編集部が整理しました。自身の生活を犠牲にしてまで無制限に負担する義務ではありません。早めに話し合いの場を持つことをおすすめします。 この記事のポイント 子には親を扶養する義務があるが、これは経済状況に応じた範囲での援助義務であり無制限の負担ではない 自身の生活を犠牲にしてまで負担する義務ではなく、家庭裁判所の判断でも各自の経済状況が考慮される 話し合いがまとまらない場合は、家庭裁判所の扶養請求調停という選択肢がある 記事の続きを読む 1/2 出所:LIMO編集部作成 Check! 次のページでは、実際にどの順番で負担を検討すべきかを確認しましょう。「まず自分が何とかしなければ」と順序を飛ばして考えてしまう人が多いのですが、親自身の資力や公的制度の確認が先です。順を追って確認する習慣をつけておきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 児童手当「高校生まで拡大」は在学中の子だけが対象だと思われがちだが、実際の判定基準は年齢のみ。令和6年10月の拡大の経緯と、経過措置の申請期限を過ぎると遡って受け取れない注意点を解説 「高校生まで拡大」と聞くと、対象は「高校に通っている子」だと思うかもしれません。しかし、児童手当の支給対象を決めているのは、実際には在学状況ではなく「年齢」です。高校に通っていなくても、年齢の条件さえ満たせば対象になります。支給対象が高校生年代まで拡大された経緯と、その正確な判定基準を、こども家庭庁の公式情報にもとづき編集部が整理します。支給対象は、令和6年10月分から高校生年代まで拡大されました。 先進医療は高額療養費の対象になる?技術料は全額自己負担でも、診察・検査・入院料は対象になるという見落としがちな仕組みを解説 「先進医療は高額療養費の対象になりますか」——この質問に「対象外です」とだけ答えると、実は正確ではありません。先進医療が高額療養費の対象になるかどうかを、公的資料にもとづき編集部が整理。技術料は全額自己負担ですが、診察・検査・入院料等は通常の高額療養費の対象です。令和6年度実績の技術料総額や、限度額適用認定証との関係、患者申出療養との違いもわかりやすく解説します。 国民年金や厚生年金の保険料はどう決まる?「標準報酬月額×18.3%」の掛け算だけでは決まらない、令和8年度32等級の仕組みを編集部が丁寧に整理して解説 「厚生年金の保険料はいくらか」を調べようとして、「標準報酬月額×18.3%」という計算式にたどり着いた人もいるかもしれません。この式自体は間違いではありませんが、実際の金額を正確に知るには、もう一つ知っておくべき仕組みがあります。それが「等級」です。厚生年金保険料は、給与を好きな金額でそのまま計算するのではなく、32段階に区切られた「等級」のどれに当てはまるかで決まります。 月15万・20万円もらうには年収いくら必要?厚生年金の計算式から編集部が逆算した「現役時代の必要年収」と、届かない場合の対処法まで詳しく解説 報酬比例部分の乗率5.481/1000を使い、40年加入を前提に必要年収を編集部試算。加入期間の影響や繰下げ受給との関係も整理 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #親の介護 #扶養 #介護費用 #介護