総務省の家計調査によると、二人以上の世帯の貯蓄現在高は全国平均2059万円(2025年)で過去最多です。ただ地域差は大きく、都道府県庁所在市別では千葉市の2951万円から那覇市の777万円まで開きがあります。全国平均を上回ったのは47市中17市。さらに住宅ローンなどの負債を引いた純貯蓄額でみると、負債の小さい奈良市や長野市が順位を上げ、千葉市は貯蓄・純貯蓄額とも首位に立ちます。平均に振り回されず、自分の純貯蓄額を年に一度たしかめることが、来年の家計づくりの一歩になります。
この記事のポイント
- 全国平均の貯蓄現在高は2059万円(二人以上の世帯・2025年)で過去最多。都道府県庁所在市別では1位千葉市2951万円、47位那覇市777万円で2000万円以上の差がある
- 負債を引いた純貯蓄額でみると順位が動く。貯蓄でも純貯蓄額でも千葉市が1位。負債の小さい奈良市・長野市は順位を上げ、負債の大きいさいたま市は15位まで下げる
- 平均2059万円に対し貯蓄を持つ世帯の中央値は1264万円。比べるのは他人でなく去年の自分。純貯蓄額(貯蓄−負債)を年1回確かめる
Check!
記事後半では、負債を引いた「純貯蓄額」のランキング図を用意しました。貯蓄では上位だった街が、住宅ローンなどの負債を引くと何位まで動くのか。首位を守るのはどの街か。貯蓄の順位とどれだけ入れ替わるのかを、47市の一覧でひと目で見比べられます。あなたの街が貯蓄と純貯蓄額でどう動くかも、図で確かめてみてください。