【貯蓄の二極化】70歳代の二人以上世帯、2000万円以上が37.5%の一方で、金融資産なしも10.9% 2026.09.17 14:11 公開 執筆者木内 菜穂子 70歳代の貯蓄額を調べると、全体をならした額と、真ん中に位置する額がかなり離れています。金融経済教育推進機構(J-FLEC)の2025年の調査によると、二人以上世帯は2416万円と1178万円、単身世帯は1489万円と500万円でした。どちらの世帯でも1000万円前後の開きがあります。この差がどこから生まれるのかと、貯蓄額ごとの世帯の分かれ方を確認していきます。 この記事のポイント 70歳代の二人以上世帯の貯蓄額は、中央値が1178万円です。中央値は、貯蓄額を少ない順に並べて真ん中に位置する額を指します 単身世帯の中央値は500万円です。二人以上世帯の1178万円と比べると、半分にも届かない水準になります 70歳代の二人以上世帯のうち、2000万円以上を保有しているのは37.5%です。同じ年代でも、世帯によって貯蓄額は大きく分かれています 記事の続きを読む 1/3 出所:金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査2025年(二人以上世帯調査・単身世帯調査)」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、この図の2つの数字を確認します。70歳代の二人以上世帯は、貯蓄額の中央値が1178万円、単身世帯は500万円でした。どちらの世帯でも、真ん中に位置する額と全体をならした額には1000万円前後の開きがあります。その差がなぜ生まれるのかまで、順にみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 今月、大綱決定へ【給付付き税額控除】就労していない高齢者は対象外《対応の結論は令和12年までに》令和9年4月からの動きを確認 給付付き税額控除は、9月に大綱を決定して臨時国会に法案を提出するという段階に来ています。ただし、令和11年度から本格導入される「所得に連動したきめ細かな給付」が着目しているのは中所得・低所得の現役勤労者で、就労していない高齢者は対象外とされています。対象外となる方への対応は継続検討とされ、結論は次期年金法改正が予定されている令和12年までとされています。この記事では、対象外となる方への対応がどのように示されているのかを確認していきます。 【国家公務員の俸給】大学卒と高校卒の差がいちばん開くのは経験15年から20年の「5万3649円」、35年以上ではいくらまで縮む? 同じ職場で同じ年数働いても、大学卒と高校卒では給与に差が出るのでしょうか。人事院の令和8年国家公務員給与等実態調査には、平均俸給額が経験年数と学歴のマス目で公表されています。1年未満から35年以上まで、12の階層に分かれています。経験1年未満の差は3万1785円ですが、年数とともに一本調子で開くわけではありません。この記事では、経験年数ごとの俸給額を一覧で比べ、差がどこで開いてどこで縮むのかを確認していきます。 【9月1日から順次届く「緑色の封筒」】年金生活者支援給付金は2026年度から3.2%引き上げ、基準額はひと月5620円。それでも平均は「4146円」、どこで差がつく? 9月は、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次届く月です。年金生活者支援給付金は、年金に上乗せして受け取れる公的な給付で、2026年度の給付基準額は前年度から3.2%引き上げられ、老齢の場合はひと月5620円が基準になっています。ただし、基準額がそのまま振り込まれるわけではありません。この記事では、2026年度の給付額と3種類の支給要件、緑色の封筒が届いたあとの手続きを確認していきます。 【年金生活者支援給付金】受け取っているのは781万9978件、4種類で平均額が違う。老齢4146円・障害5727円・遺族5228円・補足的老齢2177円 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #平均貯蓄額 #70歳代 #厚生年金 #国民年金