【標準報酬月額】今月から「4月〜6月の給与」で決めた等級に切り替わる。この数字が将来の年金額まで動かすのはなぜ? 2026.09.17 04:41 公開 執筆者筒井 亮鳳 給与明細の控除欄が今月から変わっていたら、そこに出ているのが自分の標準報酬月額です。4月から6月の給与をもとに決まった等級が、9月の保険料から反映されます。この数字は毎月の負担を決めるだけではありません。厚生年金の額は、加入していた期間の報酬の平均と月数を掛け合わせて計算されるため、等級が変われば将来受け取る額も変わります。まずは公的年金の組み立てから確認していきます。 この記事のポイント 4月から6月の給与で決まった標準報酬月額が、今月の保険料から反映されます。前月と控除欄が変わっていれば、それがこの数字です 標準報酬月額は1等級から32等級まで区分されています。等級がひとつ動くと、毎月の負担だけでなく別のものも動きます 厚生年金の額は、報酬と加入月数の掛け算で決まります。1か月分では小さく見える差も、働く年数のぶんだけ積み上がります 記事の続きを読む 1/3 出所:日本年金機構「国民年金・厚生年金保険 被保険者のしおり」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、この表の左右の違いを確認します。国民年金は20歳以上60歳未満の全員が入り、保険料は収入にかかわらず同じ額です。厚生年金は給与の額で保険料が変わり、会社と本人が半分ずつ負担します。勤め先が変わったときに動くのがどちらなのかまで、順にみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 今月、大綱決定へ【給付付き税額控除】就労していない高齢者は対象外《対応の結論は令和12年までに》令和9年4月からの動きを確認 給付付き税額控除は、9月に大綱を決定して臨時国会に法案を提出するという段階に来ています。ただし、令和11年度から本格導入される「所得に連動したきめ細かな給付」が着目しているのは中所得・低所得の現役勤労者で、就労していない高齢者は対象外とされています。対象外となる方への対応は継続検討とされ、結論は次期年金法改正が予定されている令和12年までとされています。この記事では、対象外となる方への対応がどのように示されているのかを確認していきます。 【国家公務員の俸給】大学卒と高校卒の差がいちばん開くのは経験15年から20年の「5万3649円」、35年以上ではいくらまで縮む? 同じ職場で同じ年数働いても、大学卒と高校卒では給与に差が出るのでしょうか。人事院の令和8年国家公務員給与等実態調査には、平均俸給額が経験年数と学歴のマス目で公表されています。1年未満から35年以上まで、12の階層に分かれています。経験1年未満の差は3万1785円ですが、年数とともに一本調子で開くわけではありません。この記事では、経験年数ごとの俸給額を一覧で比べ、差がどこで開いてどこで縮むのかを確認していきます。 【9月1日から順次届く「緑色の封筒」】年金生活者支援給付金は2026年度から3.2%引き上げ、基準額はひと月5620円。それでも平均は「4146円」、どこで差がつく? 9月は、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次届く月です。年金生活者支援給付金は、年金に上乗せして受け取れる公的な給付で、2026年度の給付基準額は前年度から3.2%引き上げられ、老齢の場合はひと月5620円が基準になっています。ただし、基準額がそのまま振り込まれるわけではありません。この記事では、2026年度の給付額と3種類の支給要件、緑色の封筒が届いたあとの手続きを確認していきます。 【年金生活者支援給付金】受け取っているのは781万9978件、4種類で平均額が違う。老齢4146円・障害5727円・遺族5228円・補足的老齢2177円 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #厚生年金 #国民年金 #年金月額 #公的年金