2. 4日の米国半導体関連株の動き
4日の米国市場では、S&P500種株価指数が29.11ポイント安の7,718.60(▲0.38%)、ナスダック総合指数が77.07ポイント安の2万6506.99(▲0.29%)、ダウ工業株30種平均が271.86ドル安の5万3414.25ドル(▲0.51%)とそろって下落した一方、半導体関連株の比重が大きいフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は383.13ポイント高の1万1735.26(+3.38%)と大きく上昇し、指数間で明暗が分かれた。
時価総額最大手のエヌビディア<NVDA>は1.91ドル高の230.36ドル(+0.84%)にとどまった一方、AMD<AMD>は21.41ドル高の477.57ドル(+4.69%)、ARMホールディングス<ARM>は9.50ドル高の252.09ドル(+3.92%)と、エヌビディアを大きく上回るペースで値を上げた。
メモリー関連はそろって大幅高となる中でも上昇の勢いには差があり、マイクロン・テクノロジー<MU>が58.43ドル高の1,016.59ドル(+6.10%)、SKハイニックス<SKHY>が13.32ドル高の177.00ドル(+8.14%)と値を上げたのに対し、サンディスク<SNDK>は185.01ドル高の1,740.00ドルで高値引けとなる+11.90%の急伸をみせた。
半導体製造装置関連では、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング<TSM>が11.90ドル高の428.91ドル(+2.85%)と手堅く値を上げたのに対し、ASMLホールディング<ASML>は68.69ドル高の1,714.88ドル(+4.17%)とより大きく上昇し、上げ幅に差がついた。
4日(現地時間)の主な米半導体関連株8銘柄の終値・騰落率を一覧にまとめると、以下の通りとなる。
3. 米国の主な半導体関連株の騰落一覧(4日、現地時間終値)
- エヌビディア(NVDA):230.36ドル(+0.84%)
- AMD:477.57ドル(+4.69%)
- SKハイニックス(SKHY):177.00ドル(+8.14%)
- ARMホールディングス(ARM):252.09ドル(+3.92%)
- 台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM):428.91ドル(+2.85%)
- マイクロン・テクノロジー(MU):1,016.59ドル(+6.10%)
- サンディスク(SNDK):1,740.00ドル(+11.90%)
- ASMLホールディング(ASML):1,714.88ドル(+4.17%)
米ハイテク株の値動き一覧1/1
出所:各データより筆者作成
4. 記者コメント
7日の東京市場は、前週末4日の米国半導体関連株、特にサンディスクやマイクロン・テクノロジーなどメモリー関連銘柄の大幅高を受けて、キオクシアホールディングスやレーザーテックなど国内の半導体関連株にも買いが波及し、対象7銘柄がすべて上昇した。
日経平均株価も1378円90銭高と大幅に続伸し、6万6,000円台を回復。
個別ではキオクシアホールディングスが+9.31%と上昇率が際立った一方、JX金属は+1.82%にとどまるなど、上昇率には銘柄間で差が生じた。
為替市場では、足元の円相場は対ドルで155円台後半で推移しているものの、依然としてボラティリティが高い状況となっている。長期金利は2.9%台前半で推移した。
【免責事項】
- 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
高原 祥子