1. 【地方公務員】一般行政職の平均給与月額は60歳を境に下がる

総務省が2026年8月27日に公表した令和7年地方公務員給与実態調査によると、地方公務員の給与平均は60歳を境に下がるようです。

1.1 ピークは56歳から59歳の51万4380円

同調査によると、全地方公共団体の一般行政職で平均給与月額が最も高いのは56歳から59歳の年齢帯で、51万4380円でした。

この平均給与月額には、給料月額のほかに諸手当が含まれています。手取りではなく、支給される額の平均です。

1.2 60歳から63歳は33万3999円

一方、60歳から63歳になると33万3999円になります。56歳から59歳との差は18万381円で、率にすると35.1%の減少です。

この水準は、48歳から51歳の48万4880円や、40歳から43歳の43万9081円よりも低くなっています。30歳代前半の36万3362円に近い額です。

50歳代まで上がり続けたあと60歳で下がります1/2

50歳代まで上がり続けたあと60歳で下がります

出所:総務省「令和7年地方公務員給与実態調査」をもとにLIMO編集部作成

2. 50歳代までの上がり方

次に、そこに至るまでを見ていきます。

2.1 20歳代は27万円台から30万円台

20歳から23歳は27万1095円、24歳から27歳は30万9663円でした。28歳から31歳で33万6961円になります。

18歳と19歳の年齢帯は22万3128円です。ここから20歳代のうちに10万円ほど増える形になっています。

2.2 40歳代で40万円台に乗る

32歳から35歳が36万3362円、36歳から39歳が39万7769円です。40歳から43歳で43万9081円となり、40万円台に乗ります。

44歳から47歳は46万9851円、48歳から51歳は48万4880円、52歳から55歳は49万9547円と続きます。50歳代に入ってからの伸びは、40歳代までと比べるとゆるやかです。

3. 60歳を過ぎたあとの水準

下がったあとはどうなるのかも見ておきます。

3.1 64歳以降は30万円台で横ばい

64歳から67歳は32万8790円、68歳以上は35万915円でした。60歳から63歳の33万3999円と大きくは変わりません。

60歳の前後で一段下がり、そのあとは同じくらいの水準が続いている形になります。

3.2 全体の平均は41万3136円

すべての年齢を合わせた平均給与月額は41万3136円で、平均年齢は42.0歳でした。職員数は86万9616人です。

年齢帯ごとの数字を見ると、この41万3136円という平均は、36歳から39歳の39万7769円と40歳から43歳の43万9081円の間にあたります。

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60歳の前後で一段下がったあとは横ばいです

出所:総務省「令和7年地方公務員給与実態調査」をもとにLIMO編集部作成

太田 彩子

収入が下がる時期と、保険料が下がる時期はずれます。退職を控えている方は、辞めたあとに何をいくら払うのかも一緒に確かめておきたいところです。