厚生年金の平均は月15万289円。それでも「月10万円未満」の人のほうが多いのはなぜ?60歳代に多いお金の置き方の相談も 2026.09.08 16:51 公開 執筆者中島 卓哉 10月は年金の支給がある月です。10月15日には、8月分と9月分にあたる2カ月分がまとめて振り込まれます。厚生労働省年金局の「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金(国民年金部分を含む)の平均年金月額は15万289円、国民年金は5万9310円でした。ただし平均という一点だけを見ても、自分がどのあたりにいるのかは分かりません。この記事では、公的年金の2階建ての仕組みと、受給額ごとの人数の分布を確認していきます。 この記事のポイント 厚生年金(国民年金部分を含む)の平均年金月額は15万289円。ただし男女別に見ると6万円近い差があり、金額の幅はさらに広い 受給額を1万円刻みで並べると、いちばん人数が多いのは月10万円台の層。そこから上と下で、人数の寄り方が変わってくる 「月20万円以上」は18.8%。実は、それより人数が多い層が金額の低いほうに存在する 記事の続きを読む 1/3 出所:日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」等を参考にLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、ファイナンシャルアドバイザーの中島卓哉さんが、60歳代に多い「まとまったお金を一括で入れるか、分けるか決められない」というご相談に答えます。NISAとiDeCoを増え方ではなく「いつ引き出せるか」で見分けること、一括と積立に予算として先に割り振ること、口座開設を先に済ませておくことなど、順番の決め方をみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 9月に緑の封筒が届く年金生活者支援給付金は月5620円、対象の所得はいくら?給付金が入るのは年金と同じ口座で通帳は2行に分かれます 公的年金の平均月額は、国民年金で5万円台、厚生年金で15万円台です。ただし分布は月額3万円未満から30万円以上まで広がっていて、平均だけでは自分の位置は分かりません。年金とその他の所得を合わせても一定の基準以下になる場合、年金に上乗せされる年金生活者支援給付金の対象になることがあります。2026年度の基準額と支給要件、9月に届く請求書の扱い方まで解説します。 住民税非課税世帯、NHK受信料や介護保険料など固定費が軽くなる7つの制度。「自動的に減免」とは限らないのはどれ? 住民税非課税世帯を対象とした支援は、給付金だけではありません。NHK受信料をはじめ介護保険料や国民健康保険料など、毎月あるいは毎年支払う費用の負担が軽くなる制度もあります。ただし、非課税世帯になっただけですべての費用が自動的に減免されるわけではなく、制度によって対象者や所得要件、申請方法が異なります。この記事では、確認しておきたい固定費の負担軽減制度を7つ厳選して解説します。 厚生年金の被保険者4284万9000人、平均年齢44.9歳。最も多いのは「50歳代前半」の602万人、60歳以降も働くと年金はいくら増える? 厚生年金に入って働いている人は、どの年齢層が多いのでしょうか。厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業年報」によると、厚生年金保険(第1号)の被保険者数は4284万9000人で、平均年齢は44.9歳でした。最も多いのは50歳から54歳の602万人で、全体の14.0%を占めます。一方、60歳以降も加入している人は586万2000人。加入者の年齢構成から、働き方の変化を見ていきましょう。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #厚生年金 #国民年金 #年金月額 #公的年金