自己資本比率13.8%。非鉄金属という業種のなかで、この数字は明らかに薄い。それでもPBRは1倍近辺にある。東邦亜鉛(5707)は事業再生計画の初年度を終えたばかりの会社だ。損益はすでに黒字へ戻っている。戻っていないのは資本のほうである。株価はどちらを見ているのだろうか。
※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
この記事のポイント
- 2027年3月期1Qは売上高311億円、四半期純利益2億円で黒字転換。ただし営業損益は2億円の損失
- 株価は直近1カ月で7.2%上昇し、直近時点のPERは9.08倍、PBRは1.01倍
- 2026年3月期末の有利子負債は624億円、自己資本比率は13.8%。非鉄金属業種の中央値53.3%を大きく下回る