株価が1カ月で2割下がっても、PERは90倍のまま。この二つは矛盾しない。分母の利益がそれだけ小さいからだ。
ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)は、精密減速機の分野で確かな地位を築いてきた会社である。それでも直近5期で営業利益率は15%台から0%台まで落ちた。その利益が今、戻り始めている。
※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
この記事のポイント
- 2027年3月期1Qは売上高166億円、営業利益18億円。前年同期の営業利益1億円から水準が変わった
- 直近時点のPERは90.41倍、PBRは6.67倍。株価は直近1カ月で19.6%下げた
- 2026年3月期の受注高は616億円で前期比16.2%増。需要の担い手が車載からロボットと半導体へ入れ替わった