【老人ホーム】特養は安いのに入れない?待機20万人超、単身なら預貯金500万円超で対象外に 高齢夫婦無職世帯は毎月4万2434円の赤字。貯蓄に頼らざるを得ない家計の実態も 2026.09.07 19:36 公開 執筆者熊谷 良子 「年金だけで暮らしていて、この先ホームに入ることになったらどうしよう」と不安に思う方は少なくありません。高齢世帯の約15%は貯蓄300万円未満というデータもある中、実は平均的な厚生年金があれば全国の約7割の民間施設が選択肢に入ります。しかし「月額費用の大半は家賃」という誤解や、「特養なら安い」という考えには大きな落とし穴が。年金だけで入れる施設の現実と見落としがちな壁を解説します。 この記事のポイント 65歳以上世帯の貯蓄は平均2564万円だが、300万円未満の世帯も14.9%を占め、格差が大きい 年金だけで入れる民間施設は全国66.5%あるが、特養はもともと対象外で実費も別途かかる 特養の入所待機者は20.6万人。単身は預貯金500万円超だと軽減の対象外になることも 記事の続きを読む 1/6 出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次ページでは、令和6年度末の平均受給額「厚生年金15万1142円」「国民年金5万9431円」を基準に、予算内に収まる施設の割合を大公開。「家賃より食費・管理費が高い」という意外な実態や、国民年金のみで頼みの綱となる公的施設・特別養護老人ホームに立ちはだかる「2つの高い壁」について深掘りします。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 子どもに負担を残さない生前整理。年金シニアが「110万円の非課税贈与」で守る資産 年金生活でも無理なく進められる生前整理の手順と業者費用の相場、そして最新の贈与税ルールを踏まえた資産整理の考え方を、公的資料と民間調査データをもとに整理します。 「誰にも遺さない貯蓄」の使い道。65歳以上の単独世帯は33.8%、改葬件数は17万件超で過去最高 65歳以上の単独世帯が33.8%で過去最高に。年金と貯蓄の役割を分け、100万〜220万円が目安の「死後事務」費用を生前に取り分けておく終活の考え方を解説。 年金は増額されたのに個人差は歴然【60歳代・70歳代・80歳代】1歳刻みの平均月額&ライフコース別5パターンの年金月額を比較 2026年度は年金が国民年金1.9%・厚生年金2.0%増額。ただ受給額は加入歴で個人差が大きく、平均額だけで安心はできません。繰下げ受給や付加年金など、今から増やせる制度も紹介します。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #厚生年金 #国民年金 #介護付き有料老人ホーム #特別養護老人ホーム