「自分は起業して働き、旦那はサラリーマン。収入源は分散できているものの、どちらも似たような業界だし、この業界に不況が来たときには2人とも収入が減ると思う。少ないながら従業員もいるし、みんなを雇い続けられるかも不安。お金のことを考えるといつでも不安になる」とのこと。

夫婦で働き方が違い、お互いに融通が利く場面もあるようですが、夫の収入がそれほど多くなく、自分の身に何かあったときに家庭を支えられるだけの収入がないことも不安なんだそう。

「旦那も仕事に対して最近はやる気を失いつつあるようで、『オレ専業主婦になろうかな』などと冗談めかして言ってくることもある。育児も家事もそれほど得意でないのに、仕事もやめてしまったら支えきれない」と嘆きます。

現在のCさんの収入は夫よりも上ですが、家事や育児はほぼ一人でやっているのだそう。計画的なCさんは育児が始まる前に、自分が不在にしても仕事がまわるように数人の従業員にしっかりと引き継ぎをしたり社員教育をしたりしてきたのです。

家事や育児に協力的でないうえに、仕事にもやる気を失いつつある夫をどう扱うべきか、そして今後どう収入を得ていくか、安定させていくか、色々なことに不安を抱えているようでした。

まとめ

今回話を聞いた3人は、みんな自分のビジョンを明確に持っていてバリバリ働く人ばかりです。それなのにこんな不安を抱えていることが少し衝撃的でした。それぞれ違う悩みではありますが、今後のお金やキャリアに不安を感じていることは確かです。解決策を見つけることはかなり大変ですし完全に不安が消えることはないと思いますが、少しずつでも何か手を打っていく必要がありそうですね。

大塚 ちえ