個人向け国債は毎月募集があり、年12回発行されます。利率は募集ごとに決まるため、その月の条件を見てから申し込めます。
9月募集分の募集期間は9月30日までです。10月分の利率は10月7日に発表される予定と公表されています。
この記事では、財務省の資料をもとに、毎月発行される仕組みと購入するときの前提を確認していきます。
1. 個人向け国債は3タイプとも毎月発行される
まず、発行の頻度と購入の単位を確認します。
1.1 発行頻度は年12回
財務省によると、変動10年・固定5年・固定3年のいずれも発行頻度は毎月(年12回)です。
最低額面金額は1万円で、募集の価格は額面金額100円につき100円です。1万円から1万円単位で申し込めます。
1.2 その月の利率を見てから判断できる
利率は募集ごとに決まります。財務省は、金利について募集開始日の前営業日から財務省ホームページで知ることができるとしています。購入した取扱機関でも確認できるとされています。
9月募集分の募集期間は令和8年9月3日(木)から9月30日(水)までです。この期間を過ぎると、次は10月募集分が対象になります。
2. 10月分と11月分の基準金利は発表予定日が示されている
次の回がいつ決まるのかも、あらかじめ公表されています。
2.1 変動10年の第199回は10月7日
財務省の資料によると、変動10年の第199回の基準金利は令和8年10月7日に発表予定とされています。利子計算期間は令和8年11月16日から令和9年5月15日までです。
続く第200回は令和8年11月6日に発表予定で、利子計算期間は令和8年12月16日から令和9年6月15日までとなっています。
2.2 9月募集分の利率は3タイプとも公表済み
いま募集している回の利率はすでに確定しています。9月募集分の利率(税引前)は、変動10年の第198回が1.95%、固定5年の第186回が2.24%、固定3年の第196回が1.96%です。
毎月発行される商品ですので、月ごとに条件を見比べることができます。
3. 3タイプは満期と金利タイプで選び分ける
毎月同じ3タイプから選ぶ形になりますので、違いも確認しておきます。
3.1 満期は10年・5年・3年
財務省によると、償還期限は変動10年が10年、固定5年が5年、固定3年が3年です。
償還金額はいずれも額面金額100円につき100円で、満期まで持てば額面どおりに戻ります。
3.2 金利タイプは変動と固定に分かれる
変動10年は半年ごとに実勢金利に応じて変動する変動金利タイプです。各利払期における適用利率は基準金利に0.66を掛けた値です。
固定5年と固定3年は、発行時の利率が満期まで変わらない固定金利タイプです。利率は基準金利から固定5年が0.05%、固定3年が0.03%を差し引いた値です。いずれも下限は0.05%と定められています。
毎月発行されるので、一度に決めなくても構いません。次の回の発表日が分かっていると、落ち着いて比べられます。
