「夫婦そろって老人ホームへ」そんな選択をした時、年金だけで生活できるでしょうか。厚労省のモデル年金は夫婦で月約23.7万円。一方、有料老人ホームの費用は二人で月40万円前後となり、毎月17万円以上もの赤字が発生する計算です。「今の家計の赤字に上乗せされるの?」「公的な負担軽減制度でカバーできないの?」といった疑問を解消しつつ、老後資金のショートを防ぐための正しい施設の選び方と資金計画を解説します。
この記事のポイント
- 厚労省が示す「標準的な世帯」のモデル年金額は、夫婦2人分で月額約23.7万円(令和8年度)となります。
- 基本料金が安い「住宅型」も要介護度が上がると外部サービス費用が重なり、総額が高くなる傾向にあります。
- 高額療養費などの負担軽減制度は家賃や食費には適用されないため、計画的な貯蓄の取り崩しが前提となります。
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次ページでは、前ページの年金受給額(標準世帯23.7万円、共働き28万円台、国民年金のみ12万円程度)を踏まえ、実際に夫婦で有料老人ホームへ入居した場合の費用内訳を検証します。