給付付き税額控除、9月に大綱を決定へ。「住民税非課税なら全員」ではない?対象外に挙げられた2種類の人とは 2026.09.07 07:31 公開 執筆者中本 智恵 給付付き税額控除は、住民税が非課税の世帯なら全員が現金給付を受けられる。そう受け取っている方もいます。ところが首相官邸が公表している会見の資料には、そうは書かれていません。着目されているのは世帯の課税状況ではなく、働いている人の所得です。制度の詳細設計は今月、9月の大綱で固まる予定です。令和8年7月30日の会見で示された内容をもとに、給付の対象と対象外になる人を確認していきます。 この記事のポイント 対象は「中所得・低所得の現役勤労者」に着目した給付 「一律の金額での給付とは異なる」と明言されている 対象外になる人として2種類が挙げられている 記事の続きを読む 1/2 出所:首相官邸「飲食料品に係る消費税率の引下げ及び給付付き税額控除についての会見」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、給付付き税額控除がどういう性格の給付なのかを、令和8年7月30日の会見で示された内容から確認します。「国民全員や一部の方のみを対象とした一律の金額での給付とは異なる」とされ、着目されているのは中所得・低所得の現役勤労者。対象外として名前が挙がった2種類の人まで見ていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【2026年10月】「年収106万円の壁」が撤廃予定。週20時間で社会保険に加入し、標準報酬月額8.8万円なら本人負担の保険料はいくらになるのか 厚生労働省の「短時間労働者の社会保険の加入拡大のポイント」によると、いわゆる「年収106万円の壁」と呼ばれてきた賃金要件は、2026年10月に撤廃される予定です。所定内賃金が月額8.8万円以上という要件がなくなり、週20時間以上働く人は賃金にかかわらず社会保険の加入対象になります。この記事では、2026年10月に何が変わって何が変わらないのか、加入後の保険料と将来の年金額について確認していきます。 【年金生活者支援給付金】9月1日から請求書が届きます。日本年金機構が8月31日に公表した「処理に1〜2週間」の見通しと、自治体システムの約3割が移行途上という背景 日本年金機構は2026年8月31日、各地方公共団体のシステム更改等にともない、年金請求書等の審査に必要な住民票情報・所得情報の確認に時間を要する場合があると公表しました。処理期間は通常より1〜2週間程度要することが考えられるとされています。9月1日からは年金生活者支援給付金の請求書が順次届きます。老齢の給付金は3つの支給要件のうち2つが市区町村の情報に頼っており、判定に同じ情報が使われます。 【厚生年金】平均は月15万289円、でも人数がいちばん多いのは「月10万円台」。9月に切り替わる標準報酬月額から将来の受給額を逆算するとどうなる? 月収30万円で40年働いても平均に届かない試算をFAが解説 9月は、会社員の給与から差し引かれる社会保険料が切り替わる時期です。4月から6月の給与をもとに標準報酬月額が決め直され、9月から翌年8月まで使われます。この数字は毎月の手取りだけでなく、将来受け取る厚生年金の額を決める土台にもなります。2026年度に改定された年金額と、厚生年金の受給額が実際にどう分布しているのかを、厚生労働省の最新統計で確認していきます。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #給付付き税額控除 #給付金 #現金給付 #減税