【住民税】非課税ラインが「119万円」に上がるのは誰?判定されるのは令和8年中の収入、対象は給与収入の単身者 2026.09.07 14:51 公開 執筆者中本 智恵 総務省が公表した令和8年度地方税制改正の資料によると、個人住民税の給与所得控除の最低保障額が65万円から74万円に引き上げられます。これにより、単身者の住民税がかからない収入のラインは110万円から119万円へ、9万円上がります。適用は令和9年度分の個人住民税からで、判定の対象は令和8年中の収入です。この記事では、非課税ラインがどう動くのかと、まだ決まっていない部分がどこかを確認していきましょう。 この記事のポイント 個人住民税の給与所得控除の最低保障額が65万円から74万円へ引き上げられ、単身者の非課税ラインは基本額等45万円と合わせて110万円から119万円になる 適用は令和9年度分の個人住民税から。判定の対象は令和8年中の収入で、引上げ額9万円のうち5万円は2年間の時限措置 非課税限度額や基礎控除等の見直しは「必要な対応を検討する」とされ、まだ決まっていない。ひとり親控除は令和10年度分から30万円→33万円 記事の続きを読む 1/2 出所:総務省「令和8年度地方税制改正(案)について」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、住民税がかからない収入のラインがどう動くのかを確認します。基本額等の45万円は変わらないまま、給与所得控除の最低保障額が65万円から74万円へ。単身者のラインは110万円から119万円になります。適用は令和9年度分の個人住民税からで、引上げ額9万円のうち5万円は2年間の時限措置です。具体的にみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【2026年10月】「年収106万円の壁」が撤廃予定。週20時間で社会保険に加入し、標準報酬月額8.8万円なら本人負担の保険料はいくらになるのか 厚生労働省の「短時間労働者の社会保険の加入拡大のポイント」によると、いわゆる「年収106万円の壁」と呼ばれてきた賃金要件は、2026年10月に撤廃される予定です。所定内賃金が月額8.8万円以上という要件がなくなり、週20時間以上働く人は賃金にかかわらず社会保険の加入対象になります。この記事では、2026年10月に何が変わって何が変わらないのか、加入後の保険料と将来の年金額について確認していきます。 【年金生活者支援給付金】9月1日から請求書が届きます。日本年金機構が8月31日に公表した「処理に1〜2週間」の見通しと、自治体システムの約3割が移行途上という背景 日本年金機構は2026年8月31日、各地方公共団体のシステム更改等にともない、年金請求書等の審査に必要な住民票情報・所得情報の確認に時間を要する場合があると公表しました。処理期間は通常より1〜2週間程度要することが考えられるとされています。9月1日からは年金生活者支援給付金の請求書が順次届きます。老齢の給付金は3つの支給要件のうち2つが市区町村の情報に頼っており、判定に同じ情報が使われます。 【厚生年金】平均は月15万289円、でも人数がいちばん多いのは「月10万円台」。9月に切り替わる標準報酬月額から将来の受給額を逆算するとどうなる? 月収30万円で40年働いても平均に届かない試算をFAが解説 9月は、会社員の給与から差し引かれる社会保険料が切り替わる時期です。4月から6月の給与をもとに標準報酬月額が決め直され、9月から翌年8月まで使われます。この数字は毎月の手取りだけでなく、将来受け取る厚生年金の額を決める土台にもなります。2026年度に改定された年金額と、厚生年金の受給額が実際にどう分布しているのかを、厚生労働省の最新統計で確認していきます。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #住民税非課税世帯 #住民税