少額から始められ、高配当も期待できる銘柄として、通信業界大手のNTT(9432)に注目している方もいるかもしれません。NTTには、株式の保有期間に応じてdポイントが進呈される株主優待制度があります。
ただ、この優待は最低でも2年以上の保有が条件です。「今買ったら、いつから優待の対象になるのだろう」と気になる方もいるでしょう。
今回は2026年8月28日時点の株価と参考指標を確認したうえで、株主優待の条件と、2026年7月に購入したケースのスケジュールを筆者と一緒にみていきましょう。
※記事中で記載の株価はすべて終値となっています。※株式分割の影響はすべて遡及修正して株価を調整しています。
- 2026年8月28日の終値は168.6円で前日比+0.24%。年初来高値は2日前の8月26日につけた170円
- 株主優待は毎年3月31日時点で100株以上を保有する株主が対象。保有期間に応じてdポイントが進呈される
- 2年以上3年未満で1500ポイント、5年以上6年未満で3000ポイント。同じ株主番号での合計は最大4500ポイントまで
1. 【NTT(9432)】8月28日の株価の終値は168.6円。年初来高値は8月26日の170円
まずは株価と参考指標について確認しましょう。いずれも2026年8月28日時点の数値です。
NTTの株価推移(1年間)1/1
出所:各種資料をもとに筆者作成
- 株価(終値):168.6円
- 前日比:+0.24%
- 始値:168.2円
- 高値:169.6円
- 安値:167.3円
- 時価総額:15,266,783百万円
- PER(会社予想):14倍
- PBR(実績ベース):1.39倍
- 配当利回り(予想):3.2%
配当利回りの予想は3.2%でした。この日の値動きは始値168.2円、高値169.6円、安値167.3円で、終値は前日比+0.24%と小幅な上昇となっています。
なお年初来高値と年初来安値は以下の通りです。
- 年初来高値 170円(2026年8月26日)
- 年初来安値 143円(2026年6月23日)
年初来高値をつけたのは、この記事で確認している8月28日の2日前にあたる8月26日でした。安値の143円は6月23日ですから、この2カ月ほどで水準が切り上がってきたことになります。
チャートで見ると、直近で年初来高値の水準まで戻してきた動きが確認できます。ただし株価は日々動きますので、実際に確認される際はその時点の数値をご覧ください。
2. 株主になるにはいくら必要か。8月28日の終値で見ると1万6860円
次に、実際に株主になるにはどのくらいの資金が要るのかをみていきます。
後ほど詳しくみますが、NTTの株主優待の対象となるのは100株以上を保有する株主です。つまり優待を受け取ることを考えるなら、まずは100株が入口になります。
8月28日の終値である168.6円で100株ぶんを見ると、1万6860円という水準です。3ケタの株価ということもあり、まとまった資金がなくても始めやすい部類に入るといえるでしょう。
ただし、これは終値をもとにした単純な水準にすぎません。実際の売買では手数料などがかかりますし、株価は日々変動します。注文を出すタイミングによって必要な金額は変わりますので、その点は注意が必要です。