9月に入ると、年金を受け取っている方のもとに緑の封筒が届きはじめます。

日本年金機構は、基礎年金を受給している方で新たに年金生活者支援給付金を受け取ることができる方へ、年金生活者支援給付金請求書を毎年9月の第1営業日から順次送付しています。届いた請求書を出さなければ、支給は始まりません。

この記事では、9月に届く封筒の中身と出し方を確認していきます。特に確認しておきたい「見込額」をチェックしておきましょう。

ココがポイント
  • 毎年9月の第1営業日から順次送付される。中身ははがき型の請求書
  • 請求した場合に支給される見込額の月額が、請求書に記載されている
  • 電子申請で提出した場合、郵送は不要になる

1. 9月に届く緑の封筒「年金生活者支援給付金の請求書」

まず、誰に何が届くのかを確認します。

1.1 送付は9月の第1営業日から

日本年金機構によると、基礎年金を受給している方で、新たに年金生活者支援給付金を受け取ることができる方へ、年金生活者支援給付金請求書のはがき型を毎年9月の第1営業日から順次送付しています。

手元に届くのは、このはがき型の請求書が入った緑の封筒です。封筒の色が決まっているため、ほかの郵便物にまぎれても見分けやすくなっています。

1.2 要件を確認できない方にはA4型が届く

支給要件に該当するか確認できない方には、はがき型ではなく、A4型の請求書と、所得情報等を確認するための所得状況届が送付されます。

届いた封筒の中身が人によって違うのは、機構の側で要件を確認できているかどうかが分かれるためです。A4型が届いた場合は、所得の状況を届け出るところから始まります。

要件を確認できているかどうかで、届く書類が分かれます1/2

要件を確認できているかどうかで、届く書類が分かれます

出所:日本年金機構「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)が届いた方へ」をもとにLIMO編集部作成

2. 【年金生活者支援給付金】いくら受け取れるかは書面に書いてある

続いて金額の確かめ方について見ていきます。

2.1 見込額の月額が記載されている

日本年金機構では、送付している年金生活者支援給付金請求書のはがき型に、請求した場合に支給される見込額の月額を記載しています。

自分で計算する必要はありません。届いた書面を見れば、月にいくら受け取れる見込みかが分かります。金額を確かめてから出すかどうかを決められる形です。

3. 年金生活者支援給付金請求書の提出は「2つの方法」から選ぶ

年金生活者支援給付金請求書の出し方は分かれています。

3.1 電子申請なら郵送は不要

令和7年1月以降に日本年金機構からはがき型の請求書が届いた方は、電子申請により提出することが可能です。電子申請の手続き方法は同封のリーフレットに記載されています。

日本年金機構は、電子申請により提出した場合、郵送による提出は不要としています。両方出す必要はありません。

3.2 郵送は目隠しシールを貼って投函する

郵送で提出する場合は、はがき型の請求書に氏名などを記入したうえで、同封の目隠しシールを貼り、切手を貼って郵便ポストに投函します。

はがきなので封筒に入れる必要はありませんが、切手は自分で貼ることになります。目隠しシールを貼らずに出さないよう気をつけたいところです。

電子申請をした場合、郵送は必要ありません2/2

電子申請をした場合、郵送は必要ありません

出所:日本年金機構「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)が届いた方へ」をもとにLIMO編集部作成

太田 彩子

役場の窓口でも、この時期は届いた封筒をそのまま持ってくる方がいました。開けずに置いたままになっていることがあるので、まず開けてみることをおすすめします。

なお、日本年金機構や厚生労働省が電話で口座番号や暗証番号を聞くことはなく、手数料を求めることもありません。不審に感じたときは、年金事務所か警察相談専用電話に相談してください。