2. 著者からの一言コメント
@tatoro717さんは白いバルーンスカートのように、年齢を重ねると「自分には難しい」と感じてしまいそうなアイテムも、スニーカーを合わせてきれいにまとめすぎないことで、頑張りすぎないカジュアルな雰囲気に仕上げています。好きなアイテムをいかに普段のファッションに取り入れられるかが、年齢を重ねた大人世代のおしゃれの秘訣と言えそうです。
また、白を基調としたコーデは、それだけだと単調になりがちですが、スカーフベルトやバッグなどに明るい色の小物を加えることでメリハリのある着こなしになっています。こういった小物使いは年齢に関わらず真似したいところですね。
スカートに対して「何か履き忘れている気がする」とコメントするくらい、普段とは違うスタイルを楽しんでいる@tatoro717さん。そんな着慣れないアイテムでもこれだけ素敵に着こなせるのであれば、「自分も着てみたい」と共感する人も多いのではないでしょうか。
3. おしゃれを楽しむ余裕はある?65歳以上の貯蓄と家計のリアル
いくつになってもおしゃれを楽しむには、日々の家計に無理のない余裕があることが前提になります。
その目安となるのが老後の貯蓄額や年金収入です。
65歳以上無職夫婦世帯の「平均貯蓄額は2494万円」ですが、これはあくまで無職世帯に限った数字です。
有職世帯を含めた65歳以上世帯全体で見ると、状況は少し異なります。
有職世帯を含めた65歳以上の二人以上世帯では、平均貯蓄額は2564万円です。しかし、より実態に近いとされる中央値(貯蓄ゼロ世帯を除く)は1777万円となり、平均値と約790万円もの開きがあります。貯蓄額の分布を見ると、2500万円以上の貯蓄を持つ世帯が全体の36.3%を占める一方で、300万円未満の世帯も14.9%存在します。このことから、一部の貯蓄額が非常に多い世帯が全体の平均値を押し上げている構造が分かります。
「中央値は1777万円」にとどまり、平均値ほどの余裕がない世帯も少なくないのが実情です。
年金は厚生年金が「平均15万289円」、国民年金が「5万9310円」で、夫婦世帯の毎月の収支は「4万2000円の赤字」というデータもあります。
無理のない範囲でおしゃれを楽しみ続けるためにも、一度自分の家計と照らし合わせて確認しておいてもよいかもしれませんね。
参考資料
小橋 美月

