『オレンジページくらし予報』は、国内在住の小・中高生の母親を対象に「こどものしつけ・安全」についてアンケート(対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の小・中高生の母親、有効回答数:323人、方法:インターネット調査、期間:2018年8月9日~8月13日)を発表しました。

「あなたと、他のママたちでは“子どもの安全や外出のルールが違う”と感じることはありますか?」という質問に対して、68.7%の母親が「ある」と回答しました。

「よそのおうちは子どもに過干渉な家が多いな、と感じる」(40代・専業主婦)などの意見を見ると、各家庭によって、しつけの感覚が異なることが多いのかもしれません。

とはいえ、ありえないマナーの子に出会ってしまったら、簡単にスルーできないですよね。我が子と同じクラスであったり近所に住んでいたりするとなおさらです。

マナーが悪い子への対処法や注意すべき点

もしマナーの悪い子に遭遇したら、どう接するのが正解なのでしょうか。「叱る派」を称するママたちの流儀を知っておきましょう。

・「我が家に遊びに来るなら、きちんとルールを守るべき。だから、遊びに来た子には我が子と同じ扱いを心がけています。言い方にさえ気をつけていれば、こちらの思いはちゃんと感じ取ってくれますよ」

・「うちの子を見つけたら、わざわざ遠くから駆け寄り叩いたり蹴ったりする子がいて、ある日思い切り叱りました。どんな理由があっても先に手を出す方が悪いという考えです。ママ友との関係性が壊れるのも承知で、正直に叱った理由を伝えました。そうしたらそのママも『いけません!』と叱りだして…。私が本気で叱った姿を見て分かってくれたのかもしれません」

・「うちの子が悪い場合はどんどん叱ってほしい。外ではどうしても目が届かないこともあるので、何か悪いことをしていたときに、私の代わりに叱ってくれるのは助かる。もちろん私もよその子が悪いことをしたら叱ります」

・「『よその子を叱るということは、その家庭の育児の否定につながる』という話を聞きました。困った子がいても、いきなり叱るのではなく、ママの気持ちを思って行動するようにしています」

必要なシーンではきちんと叱る

相手はあくまで子どもなので、注意すべきか判断は難しいかもしれません。しかし、ルールを守らなければならないシーンでは、「これはダメ」とはっきり伝えてみましょう。

もしその子の親が側にいるなら、「私が注意してもいい?その代わりうちの子のことも叱ってね」と一言断りを入れると、波風も立ちにくいです。お互いの子を注意し合えるような良好な関係を作れるといいですね。

【参考】
「こどものしつけ・安全に関するアンケート』オレンジページくらし予報
 

LIMO編集部