「色気が欲しい、でも可愛くしたい」。一見すると相反するふたつの願いを、髪型はどこまで受け止められるのでしょうか。そんな注文にこたえた東京都渋谷区の美容師「@_shihohair_」さんがInstagramに投稿した動画が注目を集めています。

投稿された動画の再生回数は約5900回にのぼります。

本記事で紹介する投稿は、「@_shihohair_」さんの掲載許可をいただいたうえで掲載しています。

記事の後半では、美容師にとっての「指名客という無形の資産」という切り口から、その収入事情にも触れていきます。

※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

LIMO美容部
明るい髪色のストレートロングヘアで来店した女性が今いちばん気にしていたのは、髪の乾燥と傷み。なりたい雰囲気を尋ねられると「色気が欲しい。でも可愛くしたい」と、相反するようなふたつの願いを打ち明けます。お任せカットを希望した女性に、@_shihohair_さんは「女性の魅力を引き出していきますね」と頼もしく返答。仕上がったのは鎖骨くらいの長さのセミロングで、全体に入れたレイヤーが軽やかな動きを生み、前髪はシースルーバングになって顔周りがぐっとスッキリとした印象になりました。
この記事の3つのポイント
  • 乾燥と傷みが悩み。色気と可愛さの両方を求めてお任せカットを希望
  • レイヤーとシースルーバングで軽やかに動く鎖骨セミロングに
  • 前髪の毛量とレイヤーが抜け感をつくる理屈、傷んだ毛先の扱いも解説

1. 乾燥が気になるストレートロングヘアの女性が軽やかな「鎖骨セミロング」へ

今回の投稿に登場しているのは、「色気が欲しい。でも可愛くしたい」を希望している女性。

来店時の髪は、明るい髪色のストレートロングヘア。長さはしっかりありますが、毛先まで重さが残り、ぱらりと落ちる印象でした。

女性が今いちばん気にしていたのは、髪の乾燥と傷み。「ケアしていきたいなって」と話し、なりたい雰囲気を尋ねられると「色気が欲しい、でも可愛くしたい」と、相反するようなふたつの願いを打ち明けます。

ビフォーは毛先まで重さの残る明るめのストレートロングヘア1/5

ビフォーは毛先まで重さの残る明るめのストレートロングヘア

出所:@_shihohair_

スタイルはお任せを希望された女性に、@_shihohair_さんは「女性の魅力を引き出していきますね」と頼もしく返答。長さを思い切って詰めつつ、全体にレイヤーを入れていきます。

仕上がったのは、鎖骨くらいの長さのセミロング。全体に入れられたレイヤーが軽やかな動きを生み、斜めに流していた前髪はシースルーバングへ。抜け感がプラスされ、顔周りがぐっとスッキリとした印象になりました。

アフターはレイヤーとシースルーバングで軽やかに動く鎖骨セミロング2/5

アフターはレイヤーとシースルーバングで軽やかに動く鎖骨セミロング

出所:@_shihohair_

鏡を見た女性は「え~すごい」「ありがとうございます」と大満足の様子。初めてのヘアスタイルにちょっと照れたような表情をしつつ、とても嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

投稿には多数のいいねが寄せられ、より素敵に変身した姿に称賛が集まっていましたよ。

@_shihohair_さん、ご協力ありがとうございました!

2. 美容記事編集者・ライターの視点からひとこと

執筆者
LIMO美容部
「色気」と「可愛さ」は一見相反するようですが、レイヤーで動きを出しながら前髪で抜け感をつくると、両立させやすくなります。乾燥や傷みが気になる方は、まず傷んだ毛先の長さを見直すだけでも手触りと見た目の印象が変わるもの。迷ったときは、悩みと理想の雰囲気を言葉で伝えたうえで美容師さんに提案を委ねてみるのもおすすめです。
ヘアカット記事を監修する中で、「色気も欲しいけど可愛くもいたい」という、一見矛盾するような要望を持つ方の相談は意外と多いと感じてきました。
二つの理想が相反するように思えても、実際には両立できることも少なくありません。

複数の理想を伝えたいときは、どちらをより優先したいか自分の中で軽く順位をつけてから相談すると、美容師さんもバランスを取った提案がしやすくなるかもしれません。

両方の要素を一度に叶えようとせず、まず優先順位を決めるだけでも伝わりやすさが変わります。
矛盾に見える願いこそ、遠慮せず伝えてみる価値があると感じます。
監修者
安達 友美