近年、中高生における放課後や休日の「居場所」不足が深刻な課題として挙げられています。

また、こども家庭庁による「こどもの居場所づくり指針」の策定に伴い、子どもや若者が安心して過ごせる環境整備が、国および地方自治体の最重要施策として位置づけられるようになりました。

そんな中、鎌倉市は、市内の中高生が「完全無料」で安心して過ごせる新しいサポート施設「COCORUかまくら(略称:ココかま)中高生の居場所」を鎌倉青少年会館2階に開設。

中高生がカフェやスタジオ代わりに使えるこれほど充実した設備を無料で提供する公的な取り組みは、大変貴重です。

現在では神奈川県内の他の市町村でも子どもの居場所づくりの動きが広がっていますが、他の自治体とくらべても、鎌倉市のサポートは非常に手厚いものとなっています。

本記事では、「具体的な無料のメリット」や「対象となる子どもの条件」、「利用のスケジュール」などを、要件別にわかりやすく解説します。

※本記事は鎌倉市の確認を経て公開しております
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

ココがポイント
  • 鎌倉市が開設した中高生の居場所の「完全無料」という経済的メリットについてわかる
  • 施設を利用するために必要な対象者の詳しい条件がわかる
  • この居場所に込められた鎌倉市のメッセージ

1. 【鎌倉市「COCORUかまくら中高生の居場所」】施設の内容は?「無料」サポートに注目

鎌倉青少年会館の一部のスペースを使って、2024年11月10日にオープンしたのが「COCORUかまくら」です。

「学校でも家庭でもない、中高生のもうひとつの居場所」を目指しています。

1.1 利用対象

鎌倉市内に住む、または通学する中学生・高校生
※小学生は中高生の兄姉と一緒の場合に利用可能

1.2 利用時間

平日:16時〜21時 ※中学⽣は20時まで、⼩学⽣は17時まで
土日祝:9時〜17時 

1.3 利用にかかる経費

子ども1人あたり:利用料「完全無料」

通常、カフェで勉強したり、スタジオを借りてバンドやダンスの練習をしたりすると、月に数千円〜数万円の費用がかかります。

しかし、COCORUかまくらでは、これらがすべて「無料」で利用できます。

ここが大きなポイントですね!

※料理室で食材などを自分で持ち込んで使う場合の材料費などは自己負担となりますが、場所代や調理器具の利用は無料です。

1.4 場所・アクセス

鎌倉青少年会館(248-0002 鎌倉市二階堂912-1)

JR/江ノ島電鉄「鎌倉駅」より徒歩 約25分
京急バス「杉本観音」バス停より徒歩 約1分

1.5 利用可能な施設の部屋

無料で利用できる施設内の各部屋は、中高生の目的に合わせて様々な使い方ができます。

①ロビー:ロビー含め、各スペースでフリーWi-Fiを利用可能(ロビーでは飲食も可能)

②自習室:集中して勉強に取り組むことができます

③ファンルーム:ダンスや軽運動、軽音楽などに利用できます

④料理室&クラフトルーム:料理やクラフト作業ができるスペースです

⑤青少年会館広場(ミカエル広場):サッカーやバスケットボールなどのボール遊びができます

⑥相談室:家族や友達に言えない悩みを居場所スタッフにゆっくり相談することも可能です

1.6 お兄さん・お姉さんがサポート

COCORUかまくらには、大学生を中心としたユースサポーターと呼ばれるお兄さん・お姉さんがいます。一緒にボードゲームをしたり、サポーター企画のイベントがあったり。進路について相談に乗ってくれたりします。

気軽に声を掛けてくださいね。

続いて、COCORUかまくらの利用の流れについて紹介します。