いろいろな可能性を考えた結果、「退職する!」と決めたら、次は退職交渉が待っています。しかし、会社が辞めさせてくれない、退職を言い出せない雰囲気など、退職交渉で悩む人はあとを絶ちません。そこで利用を考えたいのが、退職代行サービスです。
退職代行サービスでは、以下の2点を主に代行してくれます。
・退職希望者の代わりに、「退職希望」を会社に伝える
・退職届の会社宛ての郵送や、貸与品などの返却
退職代行サービスを使えば、会社と接点をもたずに辞めることができます。また、インターネットで気軽に相談ができたり、比較的安価だったりすることもメリットです。
しかし、退職交渉時にトラブルが発生したときは要注意です。退職代行サービス会社によっては、弁護士業務に携わることができないところがあり、「サービス範囲外」となる可能性があります。そのため、退職代行サービスを利用するまえに、「弁護士業務に携わることができる会社か」を確認しておくことが大切です。
退職はリスクも踏まえて慎重に決めよう
新しい環境に飛び込むことは、新たな可能性が広がる一方で、リスクもあることです。そして、転職するには、退職交渉があることも忘れてはいけません。今回の記事を参考に、後悔しない転職活動をしましょう。
【参考】
「新規学卒者の離職状況(平成30年10月23日発表)」(厚生労働省)
LIMO編集部