相場動向まとめ
2016年3月18日のTOPIXは前日比▲1%の下落に。
東証一部全銘柄で、値上がりは555社、値下がりは1,283社、変わらずは108社。
原油先物市場の上昇により資源関連の買いが目立った一方で、急速な円高の進行により、米国株高にもかかわらず輸出関連の売りが散見。
上がった株
JUKI(6440)は前日比+9%上昇。工業用ミシン大手。2016年3月17日に100万株、10億円を上限とする自社株買いを発表したことが好感されました。
日本海洋掘削(1606)は前日比+7%上昇。海洋掘削大手。原油先物市場の上昇や、次世代燃料として注目されているメタンハイドレートの商業化効果を経済産業省が試算したという一部報道が好感されました。
ネットワンシステムズ(7518)は前日比+5%。ネットワークシスエムインテグレータ。海外からのネットワーク機器を輸入しているため、円安メリットの期待から買いを集めました。
下がった株
日機装(6376)は前日比▲7%下落。精密ポンプメーカー。日系証券会社による目標株価の引き下げが嫌気されました。
セイコーエプソン(6724)は前日比▲6%下落。プリンター大手。2016年3月17日発表された中期経営計画の目標値が期待外れであったため売られました。
村田製作所(6981)は前日比▲4%下落。電子部品大手。円高の進行が嫌気されました。
【2016年3 月19日 投信1編集部】
■参考記事■
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