コミュニケーションツールとして一般人にも広く浸透しているInstagram(インスタグラム)やFacebook(フェイスブック)などのSNS。そのSNSにおしゃれで華やかな画像を投稿するインスタ女子は、みんなの憧れの的…。
と思いきや「いいね!」を貰いフォロワーを増やすことだけに必死になった彼女たちの前からは1 人2人と友人が去っていき、気が付けばリア友0人!なんて事態にもなっているようです。
そこで今回は、SNSに熱中するあまり現実世界で友人や恋人を失った「SNS女子」のエピソードをまとめてみました。
インスタ映えを気にしすぎて友達0人
都内の広告代理店に勤めるA子さん。職業柄トレンドには敏感で、流行のスポットやグルメを見つけては友人を誘って足を運び、そこでSNSにアップする画像を撮ることを日課にしていたそう。
「せっかく写真を撮るなら、インスタ映えさせたいじゃないですか?だから話題のスポットでは、周辺を歩き回り、一番写真が映える角度を探してから撮影、食事も光の当て方やテーブルコーディネートを変えて何枚も撮影。おしゃれでセンスの良い投稿が話題になってフォロワー数も増えたんですが…」
出かけるたびに長時間の写真撮影に付き合わされた友人たちは、A子さんの誘いを次第に断るようになり、最近では連絡も取れない状態に。それでもインスタ映えを諦めないA子さんは、今では1人で最新スポットやグルメを撮影しているそうです。ひとりぼっちで撮影に興じるその姿は、はたから見れば滑稽に映りそうなものですが…。
私が一番きれいに映りたい!で友達0人
学生時代は読者モデルをしていたというB実さん、瞳が大きくえくぼが魅力的な女性ですが、とにかく自分の顔が大好きだそう。
「SNSで自撮りをアップすると、『可愛い』とか『憧れる』とか嬉しいコメントがいっぱい来るんです。友人と写真を撮るときも自分が可愛く映るのが一番大事!え?投稿写真の友人の顔がブレてる?でもこの写真が一番可愛く撮れたんですよね」
こんなことを繰り返した結果、一緒に写真を撮ってくれる友人はいなくなり、最近では初対面の人と撮影した写真ばかりをアップしているそうです。